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Androidタブレットも同時に発表

ワコム、Windows 8タブレット「Cintiq Companion」など2機種を発表

2013年08月20日 18時14分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp編集部

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 ワコムは、タブレットの新製品として、Windows 8を搭載する「Cintiq Companion」とAndroidを搭載する「Cintiq Companion Hybrid」を発表した。9月下旬から順次発売される予定だ。

 2機種ともに4月に発売された液晶タブレット「Cintiq 13HD」の機能をベースに、モバイルタブレット端末としてのタッチ操作機能や通信機能などを搭載する。フルHD対応の13.3型IPS液晶パネル(1920×1080ドット、1677万色表示)と2048レベルの筆圧機能、±60レベルの傾き検出機能を搭載し、マルチタッチの操作も可能だ。描画領域は横294×縦165mm。Adobe RGBを約75%カバーする。着脱可能なスタンドを付属し、22度、35度、50度に角度を調節できる。

Windows 8を搭載する「Cintiq Companion」

 Cintiq Companionは、Windows 8を搭載するタブレット端末。普段PCで使っているソフトウェアをモバイル環境で使用できる。CPUに第3世代Core i7、グラフィック機能としてインテルHDグラフィックス4000を搭載。8GBメモリー/256GB SSD搭載のWindows 8モデルと、8GBメモリー/512GB SSD搭載のWindows 8 Proモデルの2種類をラインアップする。また、通信機能として、Wi-Fi、Bluetooth 4.0を備える。

Androidを搭載する「Cintiq Companion Hybrid」

 Cintiq Companion Hybridは、Android 4.2を搭載するタブレット端末。NVIDIA Tegra 4を搭載し、ストレージが16GB/バッテリー容量48.5Whのモデルと、ストレージが32GB/バッテリー容量72.8Whのモデルの2種類から選択できる。PCに接続して液晶ペンタブレットとして使用することも可能だ。通信機能としてBluetooth 3.0を備える。

 Cintiq Companion Hybridは、外出時などの作品制作向けのソフトウェアとして、ペイントやスケッチ用途の「Wacom Creative Canvas」とネーム(漫画の下描き・ラフ)作成ソフト「Wacom Manga Canvas」を付属する。さらに、プリインストールされた「ASTRO File Manager」によって、外出先で描いたスケッチなどのデータをPCに取り込める。

 ワコムストアでの価格は、Cintiq Companionの8GBメモリー/256GB SSDのWindows 8 モデルが19万8000円、8GBメモリー/512GBのWindows 8 Proモデルが24万80000円。Cintiq Companion Hybridの16GB/バッテリー容量48.5Whモデルが15万8000円、32GB/バッテリー容量72.8Whモデルが16万8000円。

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