鉄と硝煙の世界でのバトルが熱い!
FPS系ゲームといえば人対人のサバゲー的なシチュエーションのゲームが多いが、最近は“鉄分多め”のゲームが増えてきた。戦車戦を題材にした「World of Tanks」がその好例だが、今最も熱いのは二足歩行メカを駆る対戦アクション「HAWKEN」だ。課金要素もあるが、プレイの根幹部分はすべて無料で遊び倒せる。公式サイトは現在英語のみだが、クライアントはほぼ日本語化されている。
初回だけに必要な日本語化の手順を説明しておこう。クライアントを起動したら右上の「Setting」メニューを開き、「Game Controls」内の「Language」を「Japanese」にする。文字が化けるが、一度終了してクライアントを再起動するとゲーム画面は日本語化される
HAWKENの凄さはメカや世界の作り込み。日本のアニメ風のスッキリとしたデザインではなく、辺境の星々の寂れた感じが実にリアル。資源の枯渇した惑星で、資源を奪い合うために云々というストーリーは一応あるが、基本は二足歩行メカのガチな撃ち合いだ。対戦中に搭乗した機体で戦果をあげ、機体の経験値を積んだり、対戦終了後に得られる「Hawkenポイント」を貯めて機体をアップグレードする、というのが基本的なゲームの流れだ。
動きかたは普通のFPS系と同じだが、ShiftキーとWASDキーを組み合せて使う短距離ダッシュの使い方が非常に重要。追撃や回避に使えるが、使いすぎると燃料不足になってしまう。時間経過で燃料は復活するが、当然その間は機動性はガタ落ちになる。
また、基本武器(左と右マウスボタンに1つずつ)は好きなだけ撃ちまくれるが、機銃系の武器は連続射撃で温度が上がり、最終的には一定時間射撃不能になってしまう。燃料と熱量のマネジメントが重要なのだ。
ゲームプレイに関係のあるアイテム(機体やアップグレードパーツ)は、無課金プレイヤーでもポイントを貯めていけば必ず買えるようになっている。リアルマネーで購入できる「Meteorクレジット」でしか購入できないアイテムは経験値ブーストや外見装備(性能には影響しない)に絞られているため、無課金プレーヤーでもしっかり鍛練を積めば課金プレーヤーと同等の戦いができる。
新しい機体はコツコツポイント貯めてアンロックするか、有料のクレジットで買う(5ドル程度)ことで手に入る。火力重視の重量級や機動性重視の軽量級などがある。テスト時点での機体数は14だったが、それぞれ武装や特殊能力の組み合せが違う
しかし新規機体が無条件に強いということはなく、経験を積んでレベルを上げた機体の方が使い勝手に勝ることもある。誰でも乗れる初期機体でさえ、鍛えていけば結構なポテンシャルを秘めているのだ。初期機体では他の機体に全く歯が立たないという訳ではないので、安心して遊べるのだ。
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