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夏ボで買え! 今がお買い得の3万円台デジタル製品 第3回

3万円台でPC自作!? Haswellに乗り換えてみた

2013年07月18日 12時00分更新

文● 正田拓也

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Sandy BrdgeのPCのCPUとマザーボードを換装する

マザーボードをケースに固定する前にCPUを取り付ける

マザーボードをケースに固定する前にCPUを取り付ける

 マザーボードが届いたら、早速組み立て。もともとSandy Brdge世代のマザーとCPUが付いていたケースから、そっくり取り替えるだけだ。

 まずはマザーにCPUを装着する。慣れていればなんてことない作業なのだが、実は久しぶりなだけにちょっと緊張した。ソケットにCPUを載せる際にCPUの置き方が雑だったり落としてしまったりすると、ソケットのピンを曲げてマザーボードが使用不能になってしまうが。久しぶりの作業だったせいかCPUをソケットに落としそうになったのは内緒だ。

 Haswellのソケットは新しいLGA1150で、形状こそわずかに異なっているが、以前のLGA1155やLGA1156と装着方法は同じ。筆者のようにCPUを落としそうにならないよう、十分に注意すべきなのはHaswellも同様だ。

意外と苦労するのがCPUファンの取り付け

意外と苦労するのがCPUファンの取り付け。結構強めにネジを押し込む

 CPUクーラーもリテール品なので、ひとまず付属のものを装着する。クロックが3GHzを超えるCPUにも関わらずクーラーのヒートシンクが小さいのは省電力の証しだ。ちなみに、付属のCPUクーラーはLGA1155/1156に付属するものと型番が一緒なので、流用も可能だろう。

手持ちのメモリーを装着。2枚×2組あっても、まずは試しに1組だけ差して動作確認するのがコツ

手持ちのメモリーを装着。2枚×2組あっても、まずは試しに1組だけ差して動作確認するのがコツ

 CPUの装着が終わったら次はメモリー。手元には4GBが4枚あったが、ひとまず4GBを2枚装着してみる。

いよいよケースに取り付ける

CPUとメモリーを装着したマザーボードをケースに固定する

CPUとメモリーを装着したマザーボードをケースに固定する

 ケースへの装着は従来のマザーボードを外してから行なう。バックプレートも外し、新しいマザーのバックプレートを付けたら、装着作業に入る。

 特に注意することはないが、マザー換装の際には、ケース側の取り付け穴の位置に注意しなければならない。もしマザーボード側で穴の開いてない場所に、取り付け用のスペーサーが付いていれば、マザーボードの回路がショートしてしまう恐れがある。

ネジで固定する。ネジを落としたら無視せずに必ず拾う。落としたまま動作させるとショートする原因になる

ネジで固定する。ネジを落としたら無視せずに必ず拾う。落としたまま電源を入れるとショートする原因になる

 逆にマザーボード側の取り付け穴の場所にスペーサーがない場合は、スペーサーの位置を変えておこう。固定されていないと、後でメモリーの抜き差しや、ケーブルの装着時に無理な力がかかってしまうことがあるからだ。

 今回はスペーサーの位置を変えて対応した。ATXのケースへのMicroATXマザーの装着となる場合は、特に注意したい。

最後にケーブルを接続する

最後にケーブルを接続する

 マザーボードが固定できたら、次に電源ケーブル、電源スイッチや表示LEDの配線、SSDや光学ドライブの配線となる。

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