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Haswellで組む自作PCレシピ 第1回

フォームファクターから選ぶHaswell対応マザー【ATX編】

2013年07月08日 15時00分更新

文● 山県

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最近のハイエンドビデオカード事情を抑える

 CPUとマザーボードを最新製品にしたのなら、ここはやはりビデオカードも新調しておきたい。Radeonシリーズは従来より変更はないものの、GeForceシリーズはここにきてラインナンップが一新されている。

 ゲームPCということであれば、今後発売が予想される「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」はもとより、ビデオカードにパワーが要求されそうな「Battlefield 4」まで視野に入れた1枚を選択したい。そこで、オススメしたいのが以下のGPUを搭載したモデルだ。

GeForce GTX 780(8万5000円前後)

GTX TITANをベースにした製品らしく、リファレンスモデルの多い「GeForce GTX 780」搭載ビデオカード。GeForce GTX 700シリーズの最上位モデルとなる製品で、性能的にも申し分はない

GIGABYTE「GV-N780OC-3GD」。「GeForce GTX 780」搭載ビデオカードとしては珍しいメーカーオリジナルクーラー採用モデル。さらにオーバークロックが施されいるという点でもパフォーマンスを追求するユーザーにとっては魅力だろう

GeForce GTX 770(5万5000円前後)

GeForce GTX 770を搭載したビデオカード「ELSA GeForce GTX 770 S.A.C 2GB」。静音性では定評のあるオリジナル設計の「S.A.C」ファンを採用する製品で価格は高めながら人気がある

MSI独自VGAクーラー「Twin Frozr 4S」を搭載する「N770GTX Twin Frozr 4S OC」。自作ユーザーからの支持が高いTwin Frozr採用モデル。「バイオハザード6」無料ダウンロードクーポンが付属でお買い得度も高い

Radeon HD 7970 GHz Edition(5万円前後)

冷却性能には定評のあるHISオリジナルクーラ「IceQ X2」搭載のRadeon HD 7970 GHz Edition採用カード。Radeon系のハイエンドカードを探しているのならオススメだ

銅製ベースのヒートシンクと8mm径ヒートパイプ2本と6mm径ヒートパイプ3本、さらに100mm径デュアルファン仕様の大型冷却クーラー「Twin Frozr IV」を搭載するハイエンドモデル。オーバークロックも施されたたカスタム仕様だ

同時購入特典を利用しよう

 ここまでATXフォームファクターのHaswell対応マザーボードについて確認してきた。金額的には、下は1万円前後のものから上は5万円オーバーのものまで、実にさまざまなモデルがラインナップされている。さらにビデオカードも新調するとなると、それなりの出費は覚悟しなければならない。

各ショップが展開する同時購入特典を存分に活用しよう

 そこで押さえておきたいのが、各ショップが展開する同時購入特典だ。そのほとんどがCPUと同時購入で値引きを受けられるというもので、SSDなどは単独で値引きしているものも多い。それらを組み合わせることで、驚くほどトータルのコストを抑えることもできる。浮いた予算を他のパーツに回せば、当初の予定より1段上のグレードの製品を買うことも十分可能だ。

 さて、次回はひとまわり小さいMicro ATXフォームファクターのマザーボードで組む、Haswell自作レシピをお届けしよう。PCI Expresssなどの拡張スロットが少ないだけで、ATXとほぼ同じ機能を搭載しているMicro ATXマザーは、マシンを小型化できるだけでなく、マザーボードへの出費も若干抑えられるので、ビデオカードを差さない人などにオススメしたい。

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