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「VAIO Pro 13」「dynabook V832」「LIFEBOOK UH90/L」の“使いやすさ”を検証

ライバル対決!! 当代最強のウルトラブックを決定!(中編)

2013年07月17日 11時30分更新

文● 真島 颯一郎 写真●篠原孝志

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使い始めるとわかるモバイルPCの“足回り”

 ウルトラブックはモバイルで使うので、サイズや重量が真っ先に気になるが、インターフェースも見逃せないポイントだ。拡張性の面で、もっとも充実していたのは、意外にもフットプリントが一番小さかったdynabook KIRA V832。USB 3.0を右側面に2基、左側面に1基、合計3基搭載しており、マウスとUSBメモリーを利用し、さらにスマホを充電するといったことも可能。USB充電に対応した機器は増加傾向にあるので、わずか1基の差ではあるが、大きな差だ。

インターフェースの比較
製品名 VAIO Pro 13 dynabook KIRA V832 LIFEBOOK UH90/L
USB USB 3.0×2 USB 3.0×3 USB 3.0×2
HDMI出力
メモリーカードスロット SDメモリーカード SDメモリーカード SDメモリーカード

VAIO Pro 13は右側面にインターフェースを集約しており、左側面に端子を用意していない。USB 3.0の配置間隔が狭い点が少々気になるところだ

dynabook KIRA V832は右側面に、USB 3.0とメモリーカードスロット、オーディオ入出力をバランスよく配置。左側面にはUSB 3.0を2基、HDMI出力を用意した。

LIFEBOOK UH90/Lは右側面にUSB 3.0、HDMI出力、メモリーカードスロット、Ethernet。左側面にはUSB 3.0とオーディオ入出力と、こちらも振り分けて配置

 一方で、通信面のインターフェースもやはり気になる。それぞれ、当然、無線LANを搭載しており、いずれもIEEE 802.11a/b/g/nに対応。また、Bluetoothのバージョンは3機種とも4.0に対応している。

 なお、VAIO Pro 13では、タッチパッド部分にNFCの読み取りデバイスを内蔵しており、スマホをはじめとした対応機器と手軽に接続できる。今後対応製品が増えれば、優位なポイントとなるだろう。

 また、通信面で注目したいのはLIFEBOOK UH90/Lだ。3モデルの中で、唯一、Ethernet端子を装備しているのだ。地方のビジネスホテルでは、いまだ有線LANのみという場合もある。Ethernet端子を装備しているのは、じつに心強い。

通信機能の比較
製品名 VAIO Pro 13 dynabook KIRA V832 LIFEBOOK UH90/L
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n IEEE 802.11a/b/g/n IEEE 802.11a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth v4.0+HS Bluetooth v4.0 Bluetooth v4.0+HS
有線LAN なし なし

VAIO Pro 13はタッチパネル部分にNFC認証デバイスを内蔵。スマホやBluetoothスピーカーなど対応機器が急速に増えており、今後、便利になる可能性が高い

LIFEBOOK UH90/Lでは、右側面に折り畳み収納型のEthernet端子を装備。15.5mmの薄さに搭載した技術力はすごい!

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