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「VAIO Pro 13」「dynabook V832」「LIFEBOOK UH90/L」の“使いやすさ”を検証

ライバル対決!! 当代最強のウルトラブックを決定!(中編)

2013年07月17日 11時30分更新

文● 真島 颯一郎 写真●篠原孝志

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当代きってのクラムシェル型ウルトラブックを決めるべく「VAIO Pro 13」「dynabook KIRA V832」「LIFEBOOK UH90/L」の3モデルをピックアップ。前編では、製品特徴を振り返った。中編となる今回は、いよいよ対決を開始。いずれ劣らぬ実力を備えた3製品が凌ぎを削る!

本気で持ち歩くなら何はともあれサイズと重さ!

 まずはサイズの比較からはじめよう。3モデルのなかで、もっともコンパクトだったのはdynabook KIRA V832。フットプリントは、A4用紙より幅が若干オーバーするものの、奥行きはほぼ同じ。書類のサイズと同程度で、カバンに収納しやすい。一方で、もっともフットプリントが大きかったのはLIFEBOOK UH90/L。14型の液晶パネルを採用しているため、ほかのモデルより、ひと回り大きくなる。

フットプリントの比較
製品名 VAIO Pro 13 dynabook KIRA V832 LIFEBOOK UH90/L
薄さ 12.8~17.2mm 9.5~19.8mm 9.2~15.5mm
322mm 316mm 329.9mm
奥行き 216mm 207mm 229.9mm
フットプリント 約696cm² 約654cm² 約758cm²

フットプリントは約696cm²。A4サイズと幅がほぼ同じで上下が短い週刊アスキーより、幅・奥行きともに大きく、僅差でトップには及ばなかった

幅では週刊アスキーより狭い207mmを実現しており、フットプリントも約654cm²でトップを獲得した

14型液晶搭載モデルのため、フットプリントは週刊アスキーより、ひと回り大きい。カバンに入るギリギリのサイズ

 また、持ち歩くには、やはり重量が気になる。3モデルの本体重量を比較してみると、ボディにカーボン素材を採用したVAIO Pro 13が、約1.06kgとダントツの軽さ。ひと回り小さな11型前後のモデルと同等の重量で、驚きの軽量性だ。dynabook KIRA V832とLIFEBOOK UH90/Lも1.3kg台で、決して重いわけではないが、VAIO Pro 13の驚異的な軽さが際立つ結果となった。

 なお、参考までにACアダプターを合わせた重量も計測してみた。順位が変わることはなかったが、dynabook KIRA V832では軽量なACアダプターを付属しており、VAIO Pro 13との差を縮めている。

重量の比較
製品名 VAIO Pro 13 dynabook KIRA V832 LIFEBOOK UH90/L
本体重量 約1.06kg 約1.35kg 約1.39kg
ACアダプター重量 約230g 約130g 約230g
合計重量 約1.29kg 約1.48kg 約1.62kg

VAIO Pro 13の合計重量は約1.29kg。軽く強靭な“UDカーボン”をボディ素材に採用することで、抜群の軽さを実現。手に持ってみるだけでも軽さを実感できる

dynabook KIRA V832の本体重量は約1.35kgで、13.3型級では一般的な重さ。付属のACアダプターが130gと軽量で、全部持ち歩き派にはうれしい

LIFEBOOK UH90/Lの合計重量は約1.62kg。本体重量は1.3kg台を実現しており、14型級のモデルとしては、十分にがんばっている。ほかの2モデルよりひと回り大きい

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