超大型タブレットHorizonの国内投入はあるのか?
会場では27型と超大型の画面を持つ、タブレット「IdeaCentre Horizon」(関連記事)もひっそりと展示されていた。こちらもCES 2013で発表された製品だが、残念ながら国内での販売は未定。液晶一体型PCのように思えるが、バッテリーを内蔵した立派なタブレットである。
机や専用の脚の上に水平に設置することで、ゲームを楽しむこともでき、専用アクセサリーが用意されている。様々なゲームに使用可能な「Joystick」、モノポリーやギャンブルゲームに対応する「E-dice」、ホッケーゲーム用の「Striker」などがある。
高機能化し、見所の多い新製品
11日に発表されたレノボの新製品は、ノートパソコンが6機種、デスクトップが3機種、Android端末が1機種と多岐に渡る。これまでとは大きく異なるポイントとしては、Office 2013 Home & Bussinessが標準的に搭載された点が上げられる。またノートパソコンの上位機を中心に、HDDのキャッシュとしてSSDを利用するSSHD(Solid State Hard Disk)が本格的に導入された。
為替の影響なども含みつつ、全体的に高価格帯にシフトしている印象があるが、コストパフォーマンスの高さだけでなく、高性能やプレミアムといった要素を存分にアピールする方向でラインアップが拡充されている。
例えば、ノートパソコンではYoga 11Sはもちろんだが、13.3型で薄さ18mmのIdeaPad U330 Touchは、第4世代Core i5/i3の搭載に加え、フルHD解像度で500GBのSSHD(SSDは16GB)となっており、くさび型のジャーナルデザインを採用している。
IdeaPad S210 Touchは手軽にタッチを体験したいという人に向けた製品でバッテリーパックの交換が可能。エントリーノートのGシリーズに関しても、タッチ機能搭載の新製品が登場している。
デスクトップは既存製品のマイナーチェンジ的な位置づけだが、一体型のA730は第4世代のCore i7-4700MQにCPUを変更したほか、1TBのSSHDの搭載、そして2560×1440ドットと高解像度のディスプレーを採用するなど、機能面を大幅に強化している。
Haswell世代のCPU搭載は一部という形となるが、全体を通して、高性能化、ストレージの強化、高解像度化、そしてタッチ対応など、今年後半のトレンドに歩調を合わせる形で機能強化を実施してきた印象だ。