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UEI、手書き特化タブレット「enchantMOON」の記者発表会

2013年04月24日 18時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ユビキタスエンターテインメント(UEI)が開発した、手書きに特化したタブレット端末「enchantMOON」。4月23日から予約受付をスタート。初回生産分はあっという間に終了となった(価格は3万9800円。現在は公式サイトアスキーストアで6月中旬入荷分の受付を行なっている)。同日には記者向けの内覧会も開催されている。

初回出荷分の予約はすでに終了している

 UEIの清水亮氏は、現在のコンピューターで誰もが使っているキーボードについて、「表現力が低すぎる。19世紀に発明されてほとんどイノベーションが起きていない」と指摘。

 実際にコンピューターの性能がここまで高くなったにも関わらず、今でも手書きのノートが広く使われ、そのメモでは破線や囲みなど、キーボードでは不可能な表現が行なわれている。また手を動かして、ペンで紙に書き、目で見て確認するというプロセスが人の思考に及ぼす影響についても注目する。

手書きでは当たり前の入力が、キーボードではできない
プログラマーも手書きで筆算する。コンピューターが目の前にあるのに。文字を書き、それを目で見ることで思考を深めてきた

 しかし、紙には明かな欠点があり、それは情報の共有と検索。この部分をコンピューターで進化させるべく、UEIでは研究を進めてきており、それが結実したデバイスがenchantMOONである。

 enchantMOONのUIについては、下の動画デモを見るのが早いが、タッチ操作を前提としたこれまでのタブレットとはまったく異なる発想を持つ。ユーザー名の登録やロック解除のパスワードもすべてペンで文字を入力する。そしてそれが自動で認識され、美しいフォントで表示される。



 ハード自体は現在のタブレット端末の常識からすれば、正直高性能なものではない。CPUはシングルコアで、ディスプレーの解像度もXGA止まりである。一方で筆圧感知を搭載し、反応の遅延は最短で0.05秒であるなど、気持ちよく手書きで入力するための工夫が施されている。

enchantMOONを使った用途の例
製品の外観デザインを担当した安倍吉俊氏が10分ほどで描いたイラスト

 新しいコンピューターの地平を開く可能性を持つ端末だからこその、注目度の高さに違いない。

UEIの清水亮氏のほかに、製品開発に携わった樋口真嗣氏、東浩紀氏、安倍吉俊氏も集結

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