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iPhoneの電話代が15分の1に!? IP電話「iPhytter」速攻導入術 第2回

iOSとAndroid OSでの初期設定手順&TIPSをじっくり解説

15分でiPhoneでも使える!IP電話「iPhytter」速攻導入法

2013年04月18日 11時00分更新

文● 広田稔

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Q:電話をかけるには?
A:国際電話と同じ方法でOK!

 初期設定が完了したら、次は通話が便利になるTIPSを伝授しよう。すべて簡単に設定できるものばかりなので、初期設定と一緒に済ませておきたい。

 日本の一般電話に掛ける場合、電話番号の冒頭に「81」をつけて、最初の「0」を取るという、国際電話と同じ方法になる。

 例えば「03-1234-5678」の電話番号なら、「81312345678」といった具合だ。

1. 「81」を足して、「0」を引く

2. 通話中の画面はこんな感じ(iPhoneの場合)。相手がビデオ通話に対応している場合、画面を左にスワイプすることでカメラがオンになる

 通話中には、いくつかの機能が用意されている。「add call」をタップすると、もう1人に電話をかけられる。その後、「merge」ボタンを押すことで3者間通話を開始できる。「more」ボタンからは、通話の録音(現在はiOS版のみ)が可能だ。


ダイヤルプランで「81」の入力を省略する方法

 国内によくかけるなら、「ダイヤルプラン(プレフィックス)」の設定を済ませておくべし。「81」を足して「0」を取る面倒がなくなる。

1. 「設定」で「アカウント」を開き、表示名の右にある「>」をタップ。「ダイヤルプラン(プレフィックス)」で新規作成して、該当番号・記号のところに「<0:81>x.」と入力する

2. 「連絡先」タブにはスマートフォン内の電話帳が表示される。ダイヤルプランの設定を済ませておけば、この電話番号をタップしてすぐに電話できるようになる


3GやLTEなどモバイル回線で通話したい!

1. 「設定」の「ユーザー設定」にある「Cellular Data Network」の項目を両方オンにすれば、モバイル回線での通話が可能になる

2. 回線品質が悪い場合、通話中に警告が現われる

3. モバイル回線での通話が多い人は、音質向上が見込める「G729音声コーデック」のオプション(250円)を購入しておくといい


 実際、iOS版/Android OS版共に、アプリ購入後から通話可能になるまでの設定にかかった時間は15分程度と非常にカンタン。すぐに電話が使えた印象だ。使い慣れないIP電話に二の足を踏んでいる人は、新年度から思いきって試してみてほしい。

 次回は「他の無料電話・メッセンジャーサービスと何が違うのか?」など、使う上での気になる疑問を解消していきたい。


(提供:Interush, Inc.)

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