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Google翻訳Android版アップデート。上手に使いこなすには

2013年04月01日 07時00分更新

文● 大木信景(HEW)/アスキークラウド

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 「Google翻訳」のAndroid版が驚きのアップデートを遂げた。
 まずは、オフラインへの対応だ。アプリ版のGoogle翻訳は、入力したテキストを60か国以上の言語の中から任意の言語に翻訳できるというものだが、通常はweb版Google翻訳同様にネットワークに接続した状態で使用するものだった。

 それが、今回のアップデートにより、あらかじめ目的の言語の辞書をダウンロードしておくことでオフラインでも翻訳が可能になる。グーグルによれば翻訳の精度自体はオンライン時と比べて同等かそれ以下とはなるものの、例えば旅先でデータ通信が使えないといった状況下では十分助けになってくれるだろう。
 
 もうひとつ、カメラ入力が縦書きに対応したことも日本人ユーザーにとっては大きい。もともとアプリ版Google翻訳には、端末のカメラで撮影した文章も翻訳するカメラ入力機能が備わっており、日本語にも対応していたが、今回それが縦書きの場合でも読み取り可能となった(日本語のほか、中国語と韓国語にも対応)。

 音声入力や、翻訳後の文の音声読み上げなど便利な機能が多いアプリ版のGoogle翻訳だが、このカメラ入力も知っておくと便利な機能のひとつだ。なお、カメラ入力とオフライン翻訳はAndroid 2.3以降で利用可能。また、カメラ入力及び音声入力での翻訳はオンライン時のみ可能なため、オフライン翻訳はテキスト入力のみとなっている。

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オフライン用にダウンロードできる言語も50以上用意されている

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