業界人の《ことば》から 第25回
オービックビジネスコンサルタント・和田成史社長の言葉から:
奉行シリーズでは、65%がWindows XP環境で動作している
2013年02月05日 09時00分更新
へび年だけに、2013年はIT業界にとって脱皮の年?
それに向けて、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会も体制強化に余念がない。
同協会では、2012年12月に、理事10数名が箱根で合宿して、議論を行い、「今後、委員会、研究会活動に情熱を持って取り組み、盛り上げていくことを全会一致で決議した」という。
技術、人材育成、市場、政策、総務といった5つの委員会と、それに連なる研究会活動を活性化。「市場変化を捉えた研究会活動を加速し、会員各社から要望があれば、研究会を作り、予算を割り振り、アクティブな協会にしていく」とする。
さらに、クラウド時代を見据えて、そのベースとなるパッケージソフトの品質認証制度を確立。「ここに力を注ぐことで、クラウドをスムーズに立ち上げる土台にしていきたい」と語る。
そのほか、国際活動を「従来の中国中心から、インドネシア、ベトナム、タイ、ミャンマーといったアジア全体へと広げていく」とする。 「社会の変化に対応して、協会も変化していきたい」と、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会自身も脱皮していく姿勢をみせた。
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