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ビジネスに効くFacebook作成講座 第3回

知るべきFacebookページの反応率を上げるテクニック!

2013年01月22日 10時00分更新

文● (株)コムニコ 林雅之

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漢字とひらがなの使用バランスでも反応は変わる

 投稿記事の本文で使われる漢字とひらがな、カタカナの割合で反応率が変わるのかを分析してみると、ひらがなが使われている割合が多い方が、反応率も良いことがわかりました。平仮名は70%、漢字については、投稿記事の本文の中で漢字の割合が20%から30%の時、反応率が最も高くなっていました。やはり漢字が多い文章よりは、ひらがなの多い文章のほうが読みやすいので、反応率にも影響するということでしょう。さらにカタカナはどうかというと、こちらはなぜか使用が少ないほうが反応率が良くなっています。まとめると、投稿記事を作成する時は、極端に言えば、ひらがな70%、漢字30%、カタカナ0という比率にしたほうがいいということです。

左が実際に投稿され、反応率が高かった記事。ひらがなと漢字、カタカナが程よいバランスで使われている。右は同じ投稿でも漢字が多めになっており、固い印象がある。どちらが読みやすく目を引くかは明白だ

平仮名の割合と反応率。意識してひらがなを使うことで、反応率は高くなりそうだ

漢字の割合と反応率。漢字の割合が20~30%になると、反応率が高いという結果だった

カタカナの割合と反応率の関係。カタカナの割合が低ければ低いほど反応率が上がる傾向が見えていた

相手に具体的な行動をうながす“Call to Action”

さらに反応率を上げるためには「Call to Action」といって、投稿を読んだ人に具体的な行動をうながすような言葉が入っているといいでしょう。ちなみに、英語圏でも同じ傾向があるそうです。

Call to Actionで使われる文言とその反応率。「いかがでしょうか」という文言の反応率が最も高い

 一番反応率がいいのは「いかがでしょうか」という言葉。その次に「お願いします」「~しましょう」「~してください」と続きます。事例を挙げると「いかがでしょうか、ぜひ一度足を運んでみてください」というような呼びかけや、「みなさんが実践しているコツをコメント欄で教えてくださいね!」「1~3番のどの画像がいいか、ご意見をください」というようにコメント欄でアンケートに答えてもらうといった方法をとっている投稿は、反応率が高くなっています。  また「これはどこでしょう?」といってどこかの場所の画像を投稿するといった例もあります。

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