移動中の退屈な時間をBDソフト再生で過ごす
ポータブルBDも今や3万3000円
旅行のお供として便利なアイテムをもうひとつ。それはポータブルBDプレーヤーだ。移動中に自分で楽しんでもいいし、子供と一緒の帰省中に好きなアニメなどを見せてあげれば、退屈して暴れ出すこともないだろう。
ポータブルプレーヤーというと、DVDならば1万円前後で手に入るが、どうせならばより高画質なBDの方がいいだろう。BDだけでなく、DVDやCDも再生できるし、対応するメディアは多い方がいいはず。
問題はBDとなると価格が高めになることだが、今でも価格も4万円を切るモデルも増えて、随分買いやすくなってきている。最安価格は、グリーンハウスの「GH-PBD100K」の2万5000円前後などもある。
そんな中で今回チョイスしたのはソニーの「BDP-SX1」。発売初期は4万6000円前後と高めだったが、現在では最安で3万3000円ほどとかなり買いやすくなってきている。
5時間再生できるスタミナが魅力
チョイスした最大の理由はバッテリー寿命。一般的なポータブルBDプレーヤーは2~3時間程度のところ、BDP-SX1はなんと5時間もの連続再生が可能。長時間の移動でこのスタミナ設計は頼りになる。
10.1V型液晶ディスプレーを備えたこのモデルは、ノートPCのように折り畳めるので、携帯性も十分。ちょっと厚みがあるが、モバイルPCと同じようなサイズ感だ。
また、ディスプレーを閉じたときのカバーは高級感のあるブルーの金属蒸着仕上げになっていて、高級感がある。
さらに薄型テレビなどに出力できるHDMI端子や、LAN端子、USB端子も備えており、拡張性も十分。そして、ヘッドフォン出力は2系統備えているので、2人で一緒に映画などを楽しむことも可能。恋人や家族との旅行でも安心の装備だ。
発色が鮮やか、サラウンド音声も大迫力!
実際にBDソフトを見てみると、画面解像度が1024×600ドットとはいえ、十分にハイビジョンらしい精細感のある映像となっている。ややコントラストが不足気味で黒浮きが目立ちやすいのが難点だが、ポータブルタイプでは仕方のないところ。
発色は鮮やかで細かい色の階調もきちんと出るなど、実力はなかなかのもの。音質面でも専用DSPを備えており、4つのサラウンド効果を使って楽しめる。
このほか、USBメモリーに保存した写真を使ってフォトフレーム的に使えるなど、多彩な活用もできる。旅行だけでなく、幅広く使える点もお買い得だ。
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