先週に引き続き、「Nikon1 V2」で猫を撮る話。実はこのカメラ、けっこう気に入ったのである。小さくて軽くていい感じの凹凸があって、手で握ったときしっくりとなじむのだ。これが心地よい。握り感って大事だし。
今回は10-30mmの標準ズームと、18.5mm/F1.8の単焦点レンズをバッグに入れ、秋晴れの(というかほとんど冬だったけど)公園にでかけてみた。もちろん猫がいる公園である。
運が悪いと猫も茂みに隠れててなかなか姿を見せてくれないのだが、こういう日は日向ぼっこをしているに違いないのだ。
案の定、さっそく発見。
ベンチで撮影の準備をしていたら、目の前のテーブルにちょこんと1匹乗ってきたのだ。しばし目を合わせたが、ごはんはないよ、って顔をすると「じゃあいいや」と立ち去ろうとしたのである。
そんなときは連写の出番。秒60枚だと速すぎてたくさん撮れすぎて後が大変なので、AF追従が可能な秒15枚あたりが妥当だ。こんな感じで撮れる。
この中から、前足がつく瞬間のちょっと浮いたカットを選んでみた。まるまるとしててよいですな。
さらに奥へ進むと、2匹の猫を発見。ここの猫は地域猫として自治体の許可を得て管理されてるのだけど、人前に平気で姿を見せてくれるのはほんの一部。ちょっと奥にいたので10-30mmのズームレンズに付け替えて、先週紹介した「スマートフォトセレクター」で撮ってみた。
その中から、1枚だけ舌を出している写真があったので採用。
この連載の記事
-
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した -
第860回
デジカメ
膝の上で気持ちよさそうにしている猫を親指シャッターやアクロバティックな体勢で自撮り! -
第859回
デジカメ
富士フイルム「X100VI」は発売前から大人気! 歴代「X100シリーズ」で撮った猫写真を集めてみた -
第858回
デジカメ
ぱぱっと設定できて程良い距離感で猫が撮れる! 富士フイルム「X100VI」は楽しい趣味カメラだ -
第857回
デジカメ
噛んだり、テレビを見たり、眠ったり……うちの黒猫ミルならではの瞬間を狙ってみた -
第856回
デジカメ
望遠に強い「OM SYSTEM OM-1 Mark II」+100-400mmレンズで寝ている猫を“どアップ”で撮影 -
第855回
デジカメ
ロゴが「OM SYSTEM」に変わった「OM-1 Mark II」を持って早速猫撮影へ - この連載の一覧へ