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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第281回

「Nikon1 V2」で撮る秋の猫、スローモーション動画付き!

2012年11月30日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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公園の片隅で日向ぼっこしてた猫。先っちょがクルンとカールした左耳が可愛い。寝ぼけまなこでした(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

公園の片隅で日向ぼっこしてた猫。先っちょがクルンとカールした左耳が可愛い。寝ぼけまなこでした(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

 先週に引き続き、「Nikon1 V2」で猫を撮る話。実はこのカメラ、けっこう気に入ったのである。小さくて軽くていい感じの凹凸があって、手で握ったときしっくりとなじむのだ。これが心地よい。握り感って大事だし。

標準ズームの10-30mmを装着した「Nikon1 V2」。凸凹しててなかなか可愛い

標準ズームの10-30mmを装着した「Nikon1 V2」。凸凹しててなかなか可愛い

 今回は10-30mmの標準ズームと、18.5mm/F1.8の単焦点レンズをバッグに入れ、秋晴れの(というかほとんど冬だったけど)公園にでかけてみた。もちろん猫がいる公園である。

 運が悪いと猫も茂みに隠れててなかなか姿を見せてくれないのだが、こういう日は日向ぼっこをしているに違いないのだ。

 案の定、さっそく発見。

 ベンチで撮影の準備をしていたら、目の前のテーブルにちょこんと1匹乗ってきたのだ。しばし目を合わせたが、ごはんはないよ、って顔をすると「じゃあいいや」と立ち去ろうとしたのである。

 そんなときは連写の出番。秒60枚だと速すぎてたくさん撮れすぎて後が大変なので、AF追従が可能な秒15枚あたりが妥当だ。こんな感じで撮れる。

のっそりと歩き出す瞬間の猫。前足の動きがいい

のっそりと歩き出す瞬間の猫。前足の動きがいい

 この中から、前足がつく瞬間のちょっと浮いたカットを選んでみた。まるまるとしててよいですな。

半逆光なので毛がキラキラ光っていい感じ。F1.8の単焦点レンズを使い、絞り優先でF1.8にしているので背景もほどよくボケてくれた(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

半逆光なので毛がキラキラ光っていい感じ。F1.8の単焦点レンズを使い、絞り優先でF1.8にしているので背景もほどよくボケてくれた(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

 さらに奥へ進むと、2匹の猫を発見。ここの猫は地域猫として自治体の許可を得て管理されてるのだけど、人前に平気で姿を見せてくれるのはほんの一部。ちょっと奥にいたので10-30mmのズームレンズに付け替えて、先週紹介した「スマートフォトセレクター」で撮ってみた。

 その中から、1枚だけ舌を出している写真があったので採用。

舌をペロン。陽射しがつよくて白いところがトんjなってるけど、まぶしい感じが出ててこれはこれでよし。スマートフォトセレクターモード時も露出補正とかできるといいのだけど(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

舌をペロン。陽射しがつよくて白いところがトんjなってるけど、まぶしい感じが出ててこれはこれでよし。スマートフォトセレクターモード時も露出補正とかできるといいのだけど(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

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