このページの本文へ

vSphereクライアント画面からの管理が可能に

復元時間は1/100!仮想環境バックアップ「Acronis vmProtect 8」

2012年11月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 11月28日、アクロニス・ジャパンはVMware vSphere利用の小規模仮想環境向けバックアップ・リカバリソフトウェア「Acronis vmProtect 8」を発表した。

 このvmProtect 8では異なる箇所だけを復元する「FlashBack」機能を新たに搭載。バックアップ取得後に変更されたブロックのみを復元するため、前世代バージョンでの復元時間を1/10~1/100に短縮することが可能という。

 また前世代バージョンではWebブラウザによる管理のみ可能だったが、新バージョンではVMware vCenterと統合し、vSphereクライアント画面からの管理が可能となった。これにより、管理者は仮想マシンの操作や仮想マシンの保護を単一のユーザーインターフェイスから行なえる。

 そのほか、バックアップデータのセカンドコピー機能を新たに搭載。オンプレミス環境の仮想マシンのバックアップデータを、物理的に離れた遠隔地などのストレージにコピーすることが可能となる。

 vmProtect 8は、VMware vSphere ESXi 5.1、Windows 8、Windows Server 2012に対応する。特にVMware vSphere ESXi 5.1への対応により、Exchangeの復元をESXi 5.1上のExchange 2003 SP2以降/2007/2010にて実行できる。ESXi 5.1ホストバックアップ及びベアメタル復元はマイナーアップデートで対応予定だ。

 価格は、ライセンス版が6万円(1CPU 1ライセンス)など。

■関連サイト

カテゴリートップへ