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マイクロソフト・トゥディ ― 第21回

PCメーカーがIE10「ホームページ」にMSNを設定したのはなぜか?

2012年11月22日 11時00分更新

文● 大河原克行

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Windows 8/Internet Explorer 10
に対応した新たなMSN

 PCを購入した際に、多くの人が最初に利用するのがインターネット接続だろう。

 そして、PCを起動させ、Internet Explorerを立ち上げると、最初に現れるのが、それぞれのPCメーカーのホームページである。まずは、自社のサイトに誘導して、その製品に関する様々な情報を提供したいという思惑がPCメーカー側にあるからだ。

 サポート情報やアップグレード情報、お得なキャンペーン情報や周辺機器の情報、使い方提案など、様々な情報が各社ごとに提供されている。

 ところが、Windows 8搭載PCでは、ちょっとした異変が起こっている。

 それは、多くのメーカーが自社サイトに誘導するのではなく、日本マイクロソフトが提供するポータルサイト「MSN」が初期画面として設定されているからだ。

 では、なぜ、こんなことが起こっているのだろうか。

 実は、日本マイクロソフトでは、Windows 8の登場に合わせて新サービスとして「MSN for Windows 8」をスタートさせた。

「MSN for Windows 8」

 MSN for Windows 8は、Windows 8およびInternet Explorer 10(IE10)に対応した新たなMSNであり、Windows 8 モダンUIに対応した点が大きな特徴となっている。画面のイメージは、これまでのMSNから一新され、タイルによる表示が基本構成。指でのタッチ操作に対応したインターフェースが目をひく。

 また、デバイスの画面サイズにあわせて、画面レイアウトを自動的に調整。それぞれのデバイスにあわせてもっとも見やすい最適表示を可能としている。

 「PCでも、タブレットでも、最適な表示をするのが、MSN for Windows 8。Windows 8とIE 10の環境で最も見やすいポータルサイト」と同社では自信をみせる。

 つまり、Windows 8とIE10の組み合わせで最も使いやすいサイトが、MSN for Windows 8であり、「ショーケース」的な位置づけになることを狙っている。Windows 8ならではの機能や操作性を知ってもらうという観点では、「名よりも、実をとった」戦略だといえるだろう。

 実は、MSN for Windows 8は、Windows 7以前のOSを搭載したPCや、他社製を含むInternet Explorer 10以外のブラウザーでは利用できない。Windows 8+IE10の組み合わせ以外では、従来からのMSN Japanを利用することになる。

 Windows 8+IE10環境を手に入れたユーザーだけのスペシャルポータルサイトという点でも、起動時にMSN for Windows 8を表示するという、PCメーカー各社の判断は正しいといえるだろう。

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