Q44 ブリーフケースや「以前のバージョン」機能はどこにいった?
A44 どちらも廃止された
しかし、「以前のバージョン」は同等の機能を新搭載している
「ブリーフケース」とは、複数のPCでデータをやりとりする際に、最新の状態で同期できる便利な機能のこと。Windows 95で登場してからWindows 7まで搭載されていたが、Windows 8では廃止された。代替機能も特に提供されず、インターネットに接続してSkyDriveなどのクラウド上のオンラインストレージサービスを使うことを想定しているのだろう。
バックアップされたデータから、編集前のファイルや削除してしまったファイルを復活できる「以前のバージョン」機能もなくなった。その代わりに、Windows 8では「ファイル履歴」という機能が搭載された。これは、ライブラリやデスクトップ、連絡先、お気に入り、SkyDriveに含まれるファイルを自動的にバックアップする機能。任意の時点までのさまざまなバージョンのファイルを復活させることができる。
Q55 リモートデスクトップは従来と同じように利用できる?
A55 利用できる
ホストになれるのはWindows 8 ProとEnterpriseエディションのみ
リモートデスクトップのクライアントにはどのエディションでもなれる。もちろん、以前のWindows PCにも接続可能。リモートデスクトップのホストになれるのは、Windows 8 ProとEnterpriseエディションのみ。無印版やRT版はホストになれないので要注意。
操作方法は基本的に同じ。あらかじめ、ホスト側でリモート接続を許可し、クライアント側からコンピューター名やIPアドレスを指定し、アクセスすればいい。
Q46 仮想CD-ROMドライブを標準で利用できるってホント?
A46 ISOファイルやVHDファイルをマウントして利用できる
Windows 8では、ISOイメージファイルを標準でマウントし、エクスプローラーから普通の光学ドライブのようにアクセスできる。最近は、ISO形式でソフトを配布することが多く、Windows 8のダウンロード版もISO形式で購入することも可能だ。
VHD形式は、VirtualBoxなどの仮想マシンソフトで利用されているファイル形式で、1ファイルで1つのHDDを扱うことができる。こちらも、右クリックメニューからマウントすることで、ローカルディスクとしてアクセスできるようになる。
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