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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第277回

OM-Dを持って京都へ!小さなカフェで子猫三昧

2012年11月02日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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大人の猫たちは大人しく……

赤い首輪をした母猫。どうやらこの段ボールが気になる様子(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

赤い首輪をした母猫。どうやらこの段ボールが気になる様子(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 その頃母猫はというと、カウンター脇の段ボールの前に座ってる。

 もしやその段ボールにも……と思ってそっとのぞき込むと、りっぱな大人の猫が丸くなってほげーっと寝ておりました。ここで寝てるのがお父さんですかと一応お店の人に尋ねると、いや実は違うんです、と。父猫はどうやら外にいる全然違う猫なんです、と。

段ボールの中にいるのは……別の猫でした。一緒に暮らしてても父猫ではないそうです。ああ(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

段ボールの中にいるのは……別の猫でした。一緒に暮らしてても父猫ではないそうです。ああ(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 だから箱の中でふてくされてるのか。いやそれは関係ないと思うけど、こちらの猫は終始寝ておりました。

 ちなみに、ここは京都の今出川にある「逃現郷」という珈琲がおいしいお店。ただし、猫カフェではないので注意。たまたまお店の猫が子猫を産んでこんなラブリーな状況になってるけど、4匹のうち3匹はもう里親が決まっており、まもなく引き取られるそうだ。

 小さなお店なので、お店の具体的な場所などは書きません。気になる方はお調べを。

入口脇の窓の前には2階にあがる階段があるのだけど、その階段あたりで遊んでる2匹。白黒の子は外の人が気になる様子(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

入口脇の窓の前には2階にあがる階段があるのだけど、その階段あたりで遊んでる2匹。白黒の子は外の人が気になる様子(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 そんなこんなでお店に写真の掲載許可をもらってると、子猫たちはいつの間にか店内を自在に走り回り、しまいには明るい窓際でこんなことになっていた。子猫って物怖じしなくて面白い。

 彼らは我々が帰るときも、窓際で見送ってくれましたとさ(前ページ冒頭写真)。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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