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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第279回

病気にもめげない猫「ミラクルとめ」さん

2012年11月16日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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頭を撫でられている「とめ」。彼の家は照明が白熱灯だけでとても暗いので、猫を撮りたいときは明るいレンズが欠かせないのである(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)
頭を撫でられている「とめ」。彼の家は照明が白熱灯だけでとても暗いので、猫を撮りたいときは明るいレンズが欠かせないのである(2012年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 実は先日京都を訪問したのは(関連記事)、「とめ」さんの見舞いだったのである。とめさんといっても友達が飼ってる猫の名前なのだけど。

 京都に住んでいる友達が「とめ」と「みけ」の2匹の猫を拾ってきて飼い始めたのが多分、1998年か1999年。

 10年ほど前の写真が発掘されたのでちょいとここに。

若き日のとめ。黒目が大きくて、暗いところで撮ると目が真っ黒に見える。ちょっとほわっとしてる。11年前のデジカメなので手ブレ補正もなく、部屋が暗かったのでちとブレてます(2001年11月 ソニー Cyber-shot F707)
若き日のとめ。黒目が大きくて、暗いところで撮ると目が真っ黒に見える。ちょっとほわっとしてる。11年前のデジカメなので手ブレ補正もなく、部屋が暗かったのでちとブレてます(2001年11月 ソニー Cyber-shot F707)
若き日のみけ。飼い主には腹黒いといわれてた。ちょっときりっとしてる(2002年11月 パナソニック DMC-FZ1)
若き日のみけ。飼い主には腹黒いといわれてた。ちょっときりっとしてる(2002年11月 パナソニック DMC-FZ1)

 2009年にみけが病気になり、余命いくばくもないと宣告されたというので、2010年の正月、慌てて見舞いにいったのである。

 そしたら、みけは専用の「過保護ハウス」でぐったり。

 体温が下がってしまわないよう、部屋の中にみけ専用のハウスを作ったらしい。まあただでさえ底冷えのする京都で、断熱的に怪しい家に住んでいるものだから寒いのである。

ぬくぬくに調整された「過保護ハウス」(すごいネーミングだ)のみけと、便乗してあたたまりにきてるとめ。元気そうだが、毛繕いができなので毛が乱れてる(2010年1月 ニコン D90)
ぬくぬくに調整された「過保護ハウス」(すごいネーミングだ)のみけと、便乗してあたたまりにきてるとめ。元気そうだが、毛繕いができなので毛が乱れてる(2010年1月 ニコン D90)

 写真を見ると普通なんだけど、歩く姿はかなりひょこひょことあぶなっかしく、私も飼い猫を病気で亡くしているのだけど、そのときの歩き方そっくりだったのだ。

過保護ハウスであたたかくしてるみけ。ちょっと遠くから望遠でそっと撮影(2010年1月 ニコン D90)
過保護ハウスであたたかくしてるみけ。ちょっと遠くから望遠でそっと撮影(2010年1月 ニコン D90)

 猫というのはちょっとでも動けるようになると、元気なふりをするのである。端から見てるとあぶなっかしくてしょうがないんだけど、弱みを見せたらそこでやられる、という野生の本能によるものかと思う。それを見てる方はたまらんですわ。

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