対決その2 情報量の多さはどうだ!?
判定結果
- パナソニック「DMR-BZT830」:★★★
- ソニー「BDZ-ET2000」 :★★★★
第2はリストアップされる情報量。パナソニックの場合は、CMひとつひとつの内容までリストで一覧できるが、情報量としては出演者や内容をおおまかに伝えるだけだ。
見たいシーンを探すのだから、実用上はほとんど違いはないとも言えるが、後発であるだけにソニーはさらに情報量を充実させている。
まず、おおまかな内容をリストアップするのは同じだが、上部に詳細/お店/商品のタブがあり、それらを切り換えることで、そのコーナーの詳しい出演者などをチェックできる。番組で紹介されたお店や取り上げた商品情報もより詳しく確認できるようになっているのだ。
対決その3 もくじ連携機能はどっちが便利?
判定結果
- パナソニック「DMR-BZT830」:★★★★
- ソニー「BDZ-ET2000」 :★★★
無料に加えて、情報量もなかなか充実したソニーがかなり優勢だが、パナソニックもこのままでは引き下がらない。最後の対決は、インターネットとの連携機能だ。
ソニーのもくじ機能を実際に使っていて物足りないのは、商品まで紹介しているのだから、その商品が買えたらいいのに! ということ。
お店だってその場で予約できればうれしい。BDレコ側でそれをするのが難しいとしても、ブラウザー機能を内蔵して該当するホームページやショッピングサイトに移動できるようにしてもいいのではないかと思ってしまう。あるいはスマホなどにその情報やURLを転送できるようにするとか。
採用されたばかりの機能にここまで欲張った要求をしても仕方がないが、基本的な出来がいいだけに、ついつい期待度が上がってしまう。今後はぜひとも対応を検討してほしい。
一方、パナソニックは新たに「Twitter連携」機能が加わった。Android用のアプリ「盛り上がりナビ-MeMORAー」(iOS用は近日公開予定)を使えば、録画した番組に関する分刻みのツイートをグラフで表示。コメントの多いシーンを再生したり、コメント内容もチェックできる。
みんながよく見ているシーンを手っ取り早く再生できるのは実に便利だ。そして、リアルタイム放送中でも、随時コメントを表示していく「生放送」モードもある。友人と一緒にテレビ視聴をしている感覚だ。スマホなどが必要になるとはいえ、アプリ自体は無料なので、「ミモーラ」に登録済みの人ならぜひとも使ってみたいと思う機能だろう。
もくじ機能の結果としては、2勝1敗でソニーの勝ち。とはいえ、比較的最近注目されはじめた機能だけに、どちらも十分とは言い難い。パナソニックはやはり有料というのがひっかかる。ソニーとしても、ぜひともウェブとの連動を検討してほしい。いずれにしても、今後のさらなるサービス充実を期待したい。
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