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クセになるおもしろさ!? YouTube発のだるだる動画

話題のデジタル本兄弟の謎 隠された真実に迫る!

2013年01月25日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎

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再生回数150万回オーバー! ウワサの動画をチェック!

 その動画を知ったのは、仕事の打ち合わせをしているときだった。担当編集Gは、雑談の好きな男で、すぐに脱線する。そのときも、彼は「デジタル本兄弟」なる動画を話題にして、巷の動画サイトで話題になっている動画なのだ!と自慢げに語っていた。ふむふむ、それは乗り遅れちゃイカン! さっそく「デジタル本兄弟」をググってみると、0.29秒でYouTubeにアップされた「デジタル本兄弟」が表示される。宇宙刑事の蒸着より遅いのか。いや、違う、違う。調べていたのは「デジタル本兄弟」だった。

 YouTubeにアップされた動画を再生してみる。すると、画面中央に「デジタルドクショ BookLive! トータル電子書籍」の文字が表示され、続いて「本」のロゴが静かに浮かび上がる。ふと再生回数に目を向けると……1、10、100……150万回オーバー! 確かに、ちょっとしたものだ。再生回数に目を奪われていると、ゴキゲンな曲にのってふたりの男が映し出される。外国人であるらしい。ふたりとも袖の切れたTシャツに短パンというスタイルだが、体格は対照的だ。

好対照なふたりの男性が映し出される。左側の男性は、知る人ぞ知る(?)ダルさん。「デジタル本兄弟」でも、だるだるしている

 画面左の男は背が低くて太っていた。左によれたようなその立ち姿からはやる気というものが一切感じられない。傾いた首、重力に抗うことを一切諦めた、ある意味、潔さをすら漂わせる存在感丸出しの腹を本と書かれたまっ白Tシャツが包み込んでいる。まるでボンレスハムのようだ。

 対して画面右の男は長身だった。長い髪。痩せた体躯にひょろひょろとした長い手足がくっついている。ああ、こういう人どこかで見たことがあるなぁと思って思い返してみたのだが、僕の頭に浮かんだのはナナフシという名前の昆虫だった。人ではなかった。すまない。

 唖然としつつ画面を眺めていると、いきなり兄弟が踊りだした。いや、これは本当に踊りなのだろうか。揺れはじめた、と表現したほうが、良いのかもしれない。そう考えているうちに、兄弟は両手を頭上に何度か曲げ伸ばし、左右に振り、それから両手を胸の前でくるくる回して正面を向いたときにピッと指し示すようなことを繰り返している。しかも、兄弟のあいだで振りのタイミングを合わせようなどという気は最初から持ち合わせていないらしい。

いまいちリズムに合っていないダンスを繰り広げる「デジタル本兄弟」。ダンスの内容は電子書籍をイメージしたものなのだろうか?

 やがて、ホン、ホン、ホホーン♪と歌詞が入ってくるあたりから兄弟の動きにメリハリが出てくる。左側の巨漢はノリ始めているようだ。時折、兄弟がスマホで本を読んでいるシーンがカットインしてくるのだが、無表情でこちらをみつめているカットなど謎のカットもある。そのあいだも兄弟は踊り続け、やがて「BookLive!」の声とともに、正面を指さすキメポーズで彼らのダンスは終了した。そして、僕の脳裏にはたくさんの疑問符が頭の上に浮かびまくることになる。

アップテンポの曲に独特の歌詞が流れる3分間の動画。最後のキメポーズだけは妙に決まっている

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