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ソフトバンクが米国第3位の携帯電話会社買収の動き認める

2012年10月12日 09時45分更新

文● ASCII.jp編集部

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 一部報道機関が、ソフトバンクがアメリカで第3位の携帯電話会社であるSprint Nextelの買収を検討中と報じている。報道内容では1兆円を超える大型の企業買収とされており、今後の展開次第では、世界規模のモバイル企業が誕生することになる。

 Sprint Nextelは2004年にSprint社がNextel社を買収することで成立した企業で、3Gでは主にCDMA2000によるネットワークを提供している。Sprintブランドのほか、プリペイド携帯ではVirgin MobileやBoost Mobileといったブランドを持つ。

Sprintは3GではCDMA2000を用いるが、すでにLTEのサービスもスタートしており、iPhone 5も扱っている。また、京セラもスマートフォンを提供している

 また、傘下のClearwire社は、全米主要都市でモバイルWiMAXのネットワークを提供するほか(SprintブランドでもWiMAX対応スマートフォンを販売している)、同社は2013年からのTD-LTEのネットワーク構築を発表していた。

Sprintと言えばアメリカではNASCARスプリントカップシリーズのスポンサーとして知られる。ここもまさかソフトバンクになる?(ちなみにSprintによるNextel買収とブランド終息以前は、NASCARネクステルカップシリーズだった)


【追加】20時42分にソフトバンクから以下の内容のリリースが発表されている。

一部で、弊社とスプリント・ネクステルについての報道がなされましたが、憶測に基づいたものです。当社から発表したものではなくコメントはありません。


【追加】12日9時にソフトバンクから新たに以下の内容のリリースが発表された。

昨日より、弊社がスプリント・ネクステルへの出資を検討しているという報道がなされています。協議をしていることは事実ですが、現時点で決定した事実はありません。


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