今回発表されたソフトバンクの冬春スマホの中でも、ハイエンドとなるのが、シャープ製の「AQUOS PHONE Xx 203SH」である。ただし、発売は3月上旬以降で、実質的に春モデルと言えそうだ。
まず、ディスプレーは4.9型HD液晶と夏モデルの「AQUOS PHONE Xx 106SH」(4.7型)と比べて、さらに大型化。液晶には透過率が高いSuperCGS液晶を用いることで、画面が大型化されてもバッテリー消費が防げるほか、狭額縁デザインで本体サイズも抑えられている。
CPUも最新の「Snapdragon S4 Pro APQ8064」で1.5GHz動作のクアッドコアである。メモリーも2GBで高い処理性能を期待できそうだ。カメラも1630万画素とさらに高画素化。電子式、光学式の手ブレ補正に加えて、音声操作でシャッターを切る機能も用意されている。バッテリー容量も2200mAhと大きい。
通信機能については、他のソフトバンク冬春モデルと同様に、下り最大76Mbpsの「SoftBank 4G」に加えて、900MHz帯の「プラチナバンド」、1.5GHz帯の「ULTRA SPEED」は下り最大42Mbpsに対応。無線LANも2.4/5GHz帯の両対応である。
なお、本機を購入したユーザーには、シャープからBluetooth接続で音声通話やメールのチェックが可能な小型端末「クリップディスプレイ」がプレゼントされる予定。
OSはAndroid 4.1が搭載されるが、前述のように発売時期が遅いために、動作機の展示は発表会会場ではなし。実機での性能は今後のお楽しみと言えそうだ。
ソフトバンク「AQUOS PHONE Xx 203SH」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレー | 4.9型液晶(SuperCGS液晶) |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 未定 |
重量 | 未定 |
CPU | Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz (クアッドコア) |
メモリー容量 | ROM:32GB/RAM:2GB |
OS | Android 4.1 |
4G対応 | 下り最大76Mbps(AXGP) |
プラチナバンド | ○ |
3G下り最大速度 | 42Mbps(DC-HSPA+) |
無線LAN | 2.4/5GHz対応 |
カメラ画素数 | リア:約1630万画素CMOS(裏面照射型)/イン:約120万画素CMOS |
バッテリー容量 | 2200mAh |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ○/○ |
連続待受時間(3G/4G) | 未定 |
連続通話時間(3G) | 未定 |
カラバリ | アーバンブラック/ホワイト/ブルー/レッド |
発売時期 | 3月上旬以降 |
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