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スマホにx86の時代来る? Motorola、Atom搭載「RAZR i」

2012年09月18日 23時00分更新

文● 末岡洋子

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 Google傘下のMotorola Mobilityは9月18日(英国時間)、欧州・ラテンアメリカ向けのAndroidスマートフォン「Motorola RAZR i」を発表した。プロセッサにIntel製で2GHz動作のSoC「Medfield」を採用した機種となり、モバイル分野を強化するIntelにとっても重要な意味合いをもつ。

主要性能は国内発売も決まった「RAZR M」と同等
Atomの搭載で高い処理性能が期待できる

 RAZR iはMotorolaが9月5日にアメリカで発表した4.3型の「RAZR M」(関連記事)と似た外観となるが、RAZR MがQualcommの「Snapdragon」を搭載するのに対し、RAZR iはIntelのZ2480(Medfield)を採用した。

 スマートフォンやタブレットではSnapdragonなどARMベースのSoCが主流となっており、モバイル向けに省電力などを強化したMedfieldは、Intelがこの分野で対抗するにあたっての切り札となる。

 これまでMedfieldを搭載したスマートフォンとしては、Lenovoの「K800」、ロシア・MegaFon、インド・Lava Internationalなどが製造しており、成長市場では欧州キャリアのOrangeの「San Diego」(Gigabyte製造)がある。主要メーカーの採用は、初といってよいだろう。2.0GHz動作品も初となる。

 スペック自体はRAZR Mに似ているが、最新のイメージシグナルプロセッサ(ISP)を組み合わせており、カメラ機能は特徴の1つとなる。メインカメラの画素数はRAZR M同様に8メガピクセルで、専用ボタン(RAZR Mにはない)を押して1秒以内に立ち上がるという。

 10枚を1秒以内に撮影できる連写機能、光の少ないところでも撮影できるセンサーやHDR(ハイダイナミックレンジイメージ)機能も備える。このほか“Intel Inside”のメリットとしては、高性能(「Apple iPhone 4と比較して40%パワフル」)とバッテリー持続性(2000mAhバッテリを内蔵し、実利用で約20時間)などを強調している。

 OSはAndroid 4.0で、アプリケーションでは「Maps」「Gmail」などGoogleの主要サービス用のアプリを搭載するが、RAZR Mと異なり、ウェブブラウザーの「Chrome」は事前インストールされていない模様。Motorola独自の「SMART ACTION」なども利用できる。microUSBポートを側面に持ち、NFCも搭載した。

 RAZR iは10月初めより、イギリス、フランス、ドイツなど欧州市場、およびブラジル、メキシコなどラテンアメリカ市場で発売する。価格は発表していない。

  RAZR M RAZR i
ディスプレー 4.3型有機EL 4.3型有機EL
画面解像度 540×960ドット 540×960ドット
サイズ 60.9×122.5×8.3mm 60.9×122.5×8.3mm
重量 126g 126g
CPU Snapdragon 1.5GHz
(デュアルコア)
Intel Atom 2GHz
RAM/ROM 1GB/8GB 1GB/8GB
OS Android 4.0→4.1(予定) Android 4.0→4.1(予定)
カメラ画素数 8メガ 8メガ
バッテリー容量 2000mAh 2000mAh

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