価格が安くて安定した
ST3000DM001が筆者のオススメ
ベンチマークの結果を踏まえてオススメを選ぶとすると、転送レートが最も高速なのは東芝なのだが、最低転送レートやAccess Timeなどの性能面でバランスがとれているSeagateも捨てがたい。
騒音に関しては、体感上はどの機種も静か。東芝はHDDをケースの外に出して計測していた際、高音のチリチリとした音が若干気になった。とはいえ、それでも27dBA以下なので、ケース内に入れてしまえばほとんど気にならないはずだ。
個人的に1台だけ購入するとすれば、価格が安く入手もしやすいSeagateのST3000DM001を選択したいと思う。
昨年11月から販売が開始され、長く製造されているモデルであるため、品質面も安定しているはずだ。消費電力も750GBプラッタのHDDからは確実に低減し、発熱量も減っている。末永く愛用できる1台となりそうだ。
いざ! 3TB HDDを使う……のは次回!!
購入するHDDが決まったら、次はいよいよ使うことに想いを馳せるわけであるが、PCのメインドライブとして使うのか、外付けHDDとして使うのか、人によって用途はいろいろだと思う。
次回は3TB HDDにWindowsをインストールする際の注意点と具体的な手順について解説していく。
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