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初心者から上級者まで! Ultrabookに役立つ知識とTIPS集 第3回

究極の選択! Ultrabookは11型と13型どっちがいい?

2012年07月13日 12時00分更新

文● 宇野貴教

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モバイルや省スペース性重視なら
11型クラスも視野に

 液晶サイズは視認性のほかにも、本体のサイズに大きく関わってくる。多くの製品は液晶サイズ+αが本体サイズになっているため、液晶サイズが小さいものは本体サイズも小さい傾向にあり、11型の製品は13型の製品よりコンパクトで軽いので携帯性に優れるほか、設置時の必要スペースも少なくて済む。モバイル重視や省スペース性を重視すると、おのずと選択肢は11型クラスになるだろう。

最近ピンク色も追加された、11.6型のASUSTek「ZENBOOK UX21E」シリーズ

11型モデルも用意されている、ソニーの「VAIO T」

HDMI端子やDisplayPort端子があれば 外部ディスプレーを接続できる

 ここまで述べたように、液晶サイズの大小は用途により適したサイズが異なるため、単純に大小どちらが優れているとは言えない。液晶サイズの選択は、モバイルも大切だが大きい画面も欲しいというユーザーには、非常に悩ましい要素と言えるだろう。

13型で875gという超軽量を誇る、NECのUltrabook「LaVie Z」。右から2番目のインターフェースがHDMIだ

 そこで提案したいのが、外部液晶ディスプレーを使うという選択肢だ。これならばモバイルに適した小さな11型液晶製品でも、自宅やオフィスでは液晶ディスプレーの大きな画面で使うことができる。モバイルユーザーだけでなく、13型液晶でも小さいと感じるユーザーでも満足できるはずだ。

Ultrabookの画面の大きさでは物足りないのなら、このように外部ディスプレーに接続して使うこともできる。Ultrabookを自宅でメインマシンとして使うなら、デュアルディスプレーにできるこの構成でもいいかもしれない

 Ultrabookに外部ディスプレーを接続するには、本体に外部ディスプレー端子が用意されていることが必須になる。アナログRGB端子でも問題ないが、より高画質なHDMI端子またはDisplayPort端子を装備している製品をチョイスしておこう。あとは搭載端子をサポートする外部ディスプレーを別途用意すればいいだろう。

スペースの都合上、HDMI端子やD-sub端子がないモデルもある。しかし、専用の接続アダプターがついていることがほとんどなので安心だ

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