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夏ボで買いたい! 最新Ultrabookレビュー ― 第3回

14型なのに最薄 ビジネスもOKなUltrabook LIFEBOOK UH75

2012年07月11日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 Ultrabookの多くはコンシューマー向けであり、価格を抑えるために必要な機能や装備に留めている製品が多い。もちろん、一般的なコンシューマーユースにはそれで十分だから問題はないのだが、例えば仕事にも使いたいとなると、物足りない面も出てくる。

 Ultrabookレビュー特集3本目で取り上げるのは、富士通の「LIFEBOOK UH75/NH」(以下UH75)。同社初のUltrabookの中でも、直販サイト「富士通WEBMART」で販売されているカスタムメイドモデルである。ビジネスユースにも使える機能を備えたUH75の特徴を見てみよう。

LIFEBOOK UH75/NH(サテンシルバー)

13.3型マシンより小さな14型のUH75

 UH75は、14型ワイドディスプレーを搭載したUltrabookとしては、世界最薄の薄さ(最厚部でも15.6mm!)を実現した製品である。本特集では11.6型の「ZENBOOK Prime UX21A」、13.3型の「IdeaPad U310」をレビューしてきたが、一番ディスプレーサイズの大きなUH75が、一番薄いというのは面白い逆転だ。

 UH75の本体サイズは、幅327×奥行き225×高さ9.0~15.6mm。このサイズはU310よりわずかだが小さく薄い。大きめのディスプレーを小さな筐体に搭載した設計には感心させられる(関連記事)。もちろん、UH75の方が薄い理由はさまざまで、フットプリントが広い方が薄くしやすい面もあるのだが、一般的な「小型で薄型」のイメージとは逆なのが興味深い。重さは約1.44kg。こちらも13.3型クラスと同等程度に軽量化されている。

 ただ残念なのは、ディスプレー解像度が1366×768ドットのみという点だ。フルHD解像度のUX21A並みに……とは言わないが、13型クラスでもNECパーソナルコンピュータの「LaVie Z」のように、1600×900ドットのパネルを採用した製品もある。1366×768ドットは、いまや最低限の解像度。価格の重要な店頭販売モデルはともかく、コンポーネントを選べるカスタムメイドモデルでは、1600×900ドットのパネルを採用してほしいものだ。

WiMAX、1000BASE-T、指紋認証
充実装備のUltrabook

 薄いとはいえ、インターフェース類は妥協していない。USB 3.0は2ポート、USB 2.0は1ポートの計3ポートを備えるほか、標準サイズのHDMI出力、SDXCまで対応した「ダイレクト・メモリースロット」も装備している。有線LAN端子はさすがに内蔵できなかったが、専用端子と付属のコネクターを介して有線LANも使用可能としている。しかも、Gigabit Ethernetにも対応している。無線LANが普及したとはいえ、通信速度や安定性を重視して有線LANを必要とする人は少なくない。UH75ならその点も安心だ。

本体左側面。左から電源コネクター、排気口、盗難防止ロック穴、USB 2.0、ヘッドホン本体右側面。主要なインターフェースが集中している。左からダイレクト・メモリースロット、USB 3.0×2、HDMI出力、有線LAN用コネクター
付属のLANコネクターを接続した状態。LANポートが後ろを向いているのは、ケーブルが邪魔にならないように配慮したため。Gigabit Ethernetにも対応するのは評価できる利点だ

 もうひとつ、通信関係での特徴がWiMAXの標準搭載だ。海外メーカー製のUltrabookがWiMAXを搭載していることはほとんどないが(期待できるのはThinkPadくらいか)、富士通製のUH75にはきちんと内蔵されている。都市部でのモバイルユースを重視するなら、WiMAX内蔵は大きなメリットになる。レアケースだとは思うが、WiMAXのローミングサービスのある米国や韓国への出張が多い人にもお勧めだ。

 なお、本格的な法人向けのUltrabookとして、「LIFEBOOK U772/E」という製品も販売されている。SSDのみの構成は選択できないが、TPMセキュリティーチップを内蔵するといった特徴を備える。ただし販売価格は26万2500円からと、UH75より高めだ。

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