こだわりがあるならチェックしたい
他と比べて多少の違いがあるスペック
i5にするか、i7にするか、そこが問題だ
CPU
Ultrabookは第二世代以降のcoreシリーズプロセッサーが必要だ。つまり、2コアで動作クロックが1.4~1.6GHzのものを採用するモデルがほとんどで、ウェブブラウザーやオフィスアプリがメインなら必要十分である。画像や動画編集・エンコードといったCPUパワーを必要とする作業を行なうなら、Core i7搭載モデルを選ぶといいだろう。
大容量のファイルを扱うなら256GB
ストレージ
休止状態から7秒以内の復帰という条件があるため、現在はエントリーモデルもHDDではなく、128GBのSSDを搭載しているのが主流。ほかにはソニーの「VAIO T」のようにSSD+HDDのデュアルストレージ構成や、デル「Inspiron 14z」のようにHDDのみで価格を抑えた製品もある。128GB SSDだと容量不足になりやすいので、主力マシンとして使うのであれば、256GBモデルを購入するか、場合によっては外付けのポータブルHDDの導入も視野に入れておこう。
持ち歩くなら11型がベストだが
液晶サイズと解像度
大きさと視認性のバランスが取れた13.3型の1366×768ドットの液晶ディスプレーを採用するモデルが多く、これがUltrabookのスタンダードになっている。最近は14型も増えているが、解像度は1366×768ドットのモノが多い。ただし、ASUS Tekの「ZENBOOK」やデルの「XPS14」のように1600×900ドットのモデルも少数派だが存在する。
基本は無線LANだが専用アダプターで有線接続も可能
通信機能
Ultrabookの定義により、無線LAN機能はどの製品にも搭載されている。これとは別にWiMAXやLTEといったモバイル通信機能を持つ製品もある。有線LANのコネクターは機種によっては搭載されているが、薄さを追求するため専用USBアダプターを使う仕様になっているものも多い。
あまり気にしなくていいかもしれない
ほとんど差がないスペック
4GB固定がほとんど
メモリー
ほとんどの製品が、Windows 7を快適に動作させられる4GBのメモリーを搭載しており、メモリーの増設はできない。ソニーの「VAIO T」のように最大8GBまで搭載可能なモデルもあるが、大半のUltrabookは4GBで固定されている。
外付けストレージを使うならUSB3.0は必須
USBインターフェース
ほとんどのモデルにおいて、USB3.0インターフェイスが1つは搭載されているが、一部のモデルにはコストなどの都合で搭載されていない場合もある。外付けHDDを接続する際にUSB3.0は有用なので、購入前に一応チェックしておきたい部分だ。
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