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T教授の「戦略的衝動買い」第183回

手元に置けるパーソナル・クラウド「PogoPlug Mobile」を衝動買い

2012年03月15日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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モバイル環境からのアクセスが前提のパーソナルクラウド「PogoPlug Mobile」

 「クラウド・コンピューティング」という耳慣れない言葉がIT世界に登場してからすでに6~7年が経過した。その影響もあってか、今まで単にIT(Information Technology)と言われていた業界の呼称も、ICTとCommunicationが加わり、世界が一皮むけた印象がある。

 オフィスからも、モバイル環境からでも、そして自宅からでも、自分にとって一番大事なデータを見たり、変更を加えたり、どこかに送り込むためには、もっとも移動が多いと予想されるコンテンツを信頼できるネットワーク上の空間に保管しておき、簡単な指示を与えるだけで、望む場所に送り込めたら最高だ。

 劇的なネットワークスピードの高速化とストレージコストの低価格化で現代のクラウド・コンピューティングは実現している。ビジネス的にも個人的にも関連性のない多数のユーザーデータを預っているDropboxやPicasa、YouTube、Evernoteなど、多くのパブリック・クラウド・サービスは、それなりに信頼性の高い堅固なシステムで運営されてはいるが、どうしても自分のコンテンツは、他人には預けたくない人はいるだろう。

 一方、自分のPC内部のデータをリモートからアクセスしたいが、HDDに蓄積したパーソナルなデータは、決してパブリック・クラウドにはアップロードはしたくないし面倒だと言う人も多い。そんなユーザーにピッタリなのがソフトバンクBBが発売されている“パーソナル・クラウド構築キット”「PogoPlug Mobile」だ。

オールインワンパッケージで国内はソフトバンク・セレクションとして提供される本体、ACアダプター、イーサネットケーブル、簡単なマニュアルと、シンプルだ
極めて小型で設置面積はCDパッケージより二回りは小さいシンプルな前面にはLOGOマークとLEDのステータス表示装置だけ

 パブリック・クラウド・サービスなら、どこに自分の大事なデータの入った巨大なストレージがあるのかまったく分からない、それが国内なのか、海外なのかさえも分からない。そんなことは知る必要がないと考える人も居る反面、自分のコンテンツは、常に自分のすぐ近くに置きたいと考えるユーザーがいても当然だ。

 PogoPlug Mobileは自分の机の上に設置したPogoPlug Mobileに挿入した大容量のSDカードや、USB接続のメモリーやハードディスクをパーソナルなクラウド・ストレージとしてホスティングできるなかなかこしゃくなハードウェアなのだ。

 手のひらにのっかるくらいコンパクトなPogoPlug Mobileの前面には、商品のロゴマークと、システムの状況を表示するバー型のLEDランプが配置されている。パーソナルなクラウド・ストレージを接続するために、背面にはUSBポートが1つ、正面から向かって左側面にはSDメモリーカードのスロットが1つ用意されている。また背面には、自宅のルーターに接続しPogoPlug MobileをパーソナルクラウドとするためのLANポート、そしてACアダプターのジャックが用意されている。

背面には、USBポート、LANポート、ACアダプターポート側面にはクラウドストレージとしてのSDカードスロットが用意されている
USBハードディスクやUSBメモリー、大容量のSDカードなどをストレージとして利用できる筆者は余っていた16GBのSDカードと30GBのノーブランドUSBハードディスクを使うことにした

「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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