万能を求めるなら国内メーカーの機種
「できないことがあるのは我慢できない」という欲張り派には、いわゆる「全部入り」がオススメ。「Xperia」「ARROWS」「MEDIAS」「AQUOS PHONE」といった国内メーカーが手がけるブランドを選択しよう。また、カメラの性能は、高機能モデルなら約800万画素、入門機なら約500万画素というのがひとつの目安になっている。高機能モデルの中には「LUMIX Phone 101P」のように1000万画素を超える、もはやデジカメレベルのものもある。写真をキレイに撮りたいなら高機能モデルにしよう。
ヤシマオススメのハイスペックモデル
- ドコモ MEDIAS ES N-05D
ES(エクストラスリム)の名のとおり、薄いボディーに1.5GHzデュアルコアCPUなどのハイスペックが詰まっている - ドコモ AQUOS PHONE SH-06D
ハイスペックなのはもちろん、4月から開局するスマホ向けTV番組「NOTTV」に対応したモデル - au Xperia acro HD IS12S
ディスプレーは4.3型(1280×720ドット)、カメラは1210万画素、CPUは1.5GHzデュアルコアで全部入り - au ARROWS Z ISW11F
全部入りでかつ防水にも対応したハイエンドWiMAXモデル
個性的なスマホが欲しいなら海外メーカーモデル
デザイン重視なら「GALAXY」や「optimus」といった海外メーカーが手がける機種が個性的でいい。おサイフケータイ(FeliCa)や赤外線など、日本のケータイ特有の便利機能を搭載している機種はほとんどないが、GALAXY S IIやoptimus Xのようにワンセグを視聴できる機種も存在している。また、海外メーカーの機種はデカイというイメージを覆すスリムなモデルが増えてきているので、女性にもうれしいところだ。
ヤシマオススメの海外メーカーモデル
- ドコモ GALAXY S II SC-02C
日本仕様はワンセグ対応だけだが、すべてにおいてバランスが取れているモデル - au optimus X IS11LG
ボディーは約64×118×9.9mmとコンパクトで持ちやすくて軽く、CPUが1.2GHzデュアルコアと性能面もまずまず - au MOTOROLA RAZR IS12M
ボディーは大きいが厚さが7.1mmと非常にスリム。防水ではないが、撥水コーティングがほどこされている - ソフトバンク DELL Streak Pro 101DL
4.3型スーパー有機ELディスプレーを搭載し、独自のクラウドサービスを2GBまで利用することができる
最先端に触れたいなら
Android 4.0搭載モデル
実は、AndroidスマホのOSには新旧2種類がある。現在主流のAndroid 2.3と、まだ数機種にしか搭載されていないAndroid 4.0だ。Android 4.0は、2.3のスマホに特化した使いやすさと、3.0のタブレットのような操作性を兼ね備えた、今後のAndroidスマホの主流となるOSだ。
スマホとタブレットの良いところ取りのOSなので、画面ロックを解除せずにカメラやメールを立ち上げられるなどの使い勝手の良さを求めるなら、最新のAndroid 4.0搭載機種を選ぼう。AQUOS PHONE 104SHのUIはメーカーの独自色が強いが、GALAXY NEXUSはほとんど「素」。よりキビキビとした操作感にこだわるならGALAXY NEXUSをオススメしたい。
今のところ、機種も対応しているアプリも多くはないが、誰よりも早く最先端のAndroidに触れたい人向けだ。また今後、さまざまなメーカーがAndroid 4.0に対応させる、もしくはAndroid 4.0搭載モデルを出すと発表している。
Android 4.0搭載モデル
- ドコモ GALAXY NEXUS SC-04D
世界で最初にAndroid 4.0を搭載したGALAXYシリーズのフラッグシップモデル。日本仕様は一切ないが、スマホの一歩先を堪能するならコレ - ソフトバンク AQUOS PHONE 104SH
シャープ製が放つ国内メーカー初のAndroid 4.0搭載モデル。ワンセグなどはないが防水・防塵に対応し、さらにULTRA SPEEDも利用可能。最新・最速を味わえる
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