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システム管理のコモディティ化を進めるとこうなる

システム管理をアプライアンス化!DELL KACEが日本上陸

2011年10月26日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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10月25日、デルはPCの導入と管理を自動化する「DELL KACEシリーズ」を国内で初めて導入した。複雑で高価なシステム管理を簡単に行なえるよう、必要な機能をアプライアンス化したのが大きな特徴になる。

1週間で導入完了!必要な機能を1台で

 DELL KACEはPCの導入と管理を効率化する専用アプライアンスで、2010年に買収した米KACEの製品をベースにしている。米KACEは複雑で高価なシステム管理をコモディティ化しようというアイデアで2003年に創業。製品となるKACEアプライアンスは、PCのライフサイクル管理を可能にするため、導入から管理までの機能をすべてアプライアンスに搭載し、低コストで使いやすくしたという。

会場に展示されたKACEアプライアンス

 USTREAMでも同時中継された発表会においてコンシューマー&SMB事業本部 マーケティング本部長 原田洋次氏は、まず同社のSMB戦略とKACEについて紹介した。原田氏は、仮想化、システム管理、データ管理、クラウド、セキュリティという5つをSMB向けソリューションとして提供していると説明し、この中においてシステム管理において重要な役割を持つのがKACEの事業だという。

デル コンシューマー&SMB事業本部 マーケティング本部長 原田洋次氏

 2010年のデル買収後のDELL KACE事業は、ますます好調に推移しており、四半期ごと倍々で売り上げを伸ばしているという。「CEOのマイケル・デルもデルはPC事業を辞めないとコミットしている。これらのPCを効率的に導入・管理できるKACEを国内でもいよいよ導入する」と説明した。

デル KACEブランド・マネージメント シニアブランド・マネージャー 守川啓氏

 続けてKACE製品の概要を説明した、KACEブランド・マネージメント シニアブランド・マネージャー 守川啓氏は「導入に手間のかかるソフトウェアに対し、KACEアプライアンスはユーザーの環境に設置するだけで、すぐに使える。大部分のお客様が1週間で導入を完了している」と、特に導入の迅速さをアピールした。また、NASAなどの顧客では最大9万ノードの管理を実現しており、スケーラビリティも売りとなるという。

ソフトウェアベースの管理とKACEの比較

 KACEアプライアンスはK1000とK2000という役割の異なる2機種が用意されている。K1000のほうは、PC検出とインベントリや資産管理、ソフトウェア配布、リモート制御、サービスデスク、電源管理、セキュリティとパッチ適用などおもに管理作業を提供する。また、K2000はOSのインストールやイメージ作成、構成管理、ユーザー状態の移行、リカバリなどおもに導入作業を担当する。

2種類のKACEアプライアンスの役割

 買収の結果として、デルのPCとも連携しており、ソフトウェアやドライバーの提供のほか、BIOSとドライバーアップデートのポリシー展開を行なうDell Open Manageとも統合されているという。管理対象はWindows、RedHat Linux、Mac OSなどになっており、モバイルデバイス向けOSへの対応も予定している。

 価格(税抜)はK1000が100ノードで74万1000円、メンテナンス&サポートが15万1000円。K2000が同じく100ノードで37万5000円、メンテナンス&サポートが7万7000円となっている。基本導入サービスや設定などを習得するJumpstartなどのオンサイト導入サービスやリモートトレーニングなどのサービスも用意されている。

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