ポイント1 外観からにじみ出るThinkPadらしさ
まず前編では、ハードウェア面を見ていくことにする。外観はThinkPadシリーズらしく、つや消しのブラックカラー。ワンポイントで赤を使用する。塗装の質感やボタンデザインなどはThinkPadらしさが存分に発揮されている。また、裏面にあるThinkPadロゴの「i」が赤く光るギミックなども用意している。ひとめでThinkPadであるとわかる作りだ。
手に持つと、滑り止め加工によるしっかりとしたホールド感があり安心して使える。また、オプションの「ThinkPad Tablet フォリオ・ケース」(直販価格3671円)では、本体を液晶ディスプレーのように立てて設置することも可能だ。動画を見たりするのに便利なのはもちろんだが、受付でのガイダンスや店頭でのデジタルサイネージなどに役立ちそうである。
そして液晶にはIPSパネルを採用しているだけあり、斜め45度からみた程度では視認性や色合いに不都合はなかった。色味についてはどれか1色がことさら強く出ているということもなく、バランスのよい発色に見える。