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KDDIがネットに本腰、「世界で通用するサービスを」

2011年08月24日 21時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 Facebookでいっしょにランチを食べる人を探す、Twitterでギフトカードをプレゼントする。そんな新しいWebサービスが今後、KDDIから登場するかもしれない。

KDDI∞Labo

 開発中のサービスはすべて、KDDIのベンチャー支援プロジェクト「KDDI∞Labo」(ムゲンラボ)のキックオフミーティングで発表されたもの。ムゲンラボは「世界で通用するWebサービスを」という抱負のもと、頑張るベンチャーの力になろうというコンセプトで6月に開始した。

 サービスを開発するのは5チーム。KDDIが100以上のチームから厳選した。代表は福山 誠さん/中平健太さん/白形洋一さん/太田 睦さん/京保雄一さんの5人だ。

 福山さんが開発しているのは「SyncLunch」(シンクランチ)。ソーシャルネットワークにいる人と、ランチを食べるきっかけを作る。サービスのポイントは、プロフィールからのマッチング。人と店舗、人と企業をつなげるサービスを作りたいという。

 太田さんが開発しているのは「Giftee」(ギフティ)。Twitterを使い、実際にカフェなどで使えるギフトカードなどをプレゼントできる。現在すでにパソコン版を公開しているが、ムゲンラボと組んでスマートフォン(Android)版を開発していくという。

 チームは今後3ヵ月、ムゲンラボのサポートを受けながらサービスを開発していく。サポートは事業化に向けたアドバイスや、経営に関するアドバイス、開発環境の提供など。優良なサービスはKDDIの「au one Market」にも掲載される。

 ムゲンラボでは、スマートフォンアプリを中心とした勉強会「KDDI∞Labo open MEETing」を実施する。第1回は8月29日(月)で、場所は原宿のKDDIデザイニングスタジオ。100人の定員はすでに満員だ。今後は月1回のペースで開催する予定となっている。

キックオフミーティングの模様

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