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過去最上位の成績!

電アスレース部、ニコニコバンバンカップで大躍進!

2011年07月15日 17時00分更新

文● 末岡大祐/電アスレース部

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雨上がりの3時間はガチンコレース

 午後から本気出す! と望んだ後半3時間の耐久レース。皆の願いが通じたのか本当に雨が止み、レース途中からは徐々に路面も乾きだしたのだ! だがわれわれには最終兵器雨クマ男・サクマがいる。今回は新たなスキル「どキリ」を身に付けたようで、サクマの走行中になると極端に濃い霧が出て、最終コーナーから第一コーナーが見通せないほどに視界を奪われるという状況になってしまった。うーむ、恐ろしい。他のチームも、午後からは徐々に本気を出し始め、電アスレース部とたいして変わらない周回数だったチームがいつの間にか上位にいたり、午前中とは明らかに雰囲気が違った。

午後のスタートドライバーは筆者。かなり後ろのほうからのスタートだが、ある意味定位置なので気にしない

スグ後ろに番場選手の影が! 現役のプロGTドライバーと対決なんて胸が熱くなるな……と思っていたら1コーナーであっさりオーバーテイクされた(ぎゃふん!)

サクマが走行中には、こんなに濃い~霧が! しかし本人はヘルメットのバイザー(内側)が曇って、霧以前から視界が大問題だったらしい

 今回から新しく採用されたレギュレーションとして、「受付の女の子とじゃんけんをして勝たないと、ドライバー交代ができない」という制約ができた。運の要素も多分にあるものの、数回やれば誰もが勝てるため、上位争いにはさほど影響も出ていないようだった。……だが、とあるチームがこのルールに躓いた。もちろん、電アスレース部……というか、筆者本人がである。

もはや、iPhoneをほとんど使っていないニッシーだが、都庁前iPhoneクラブメンバーの意地を見せ、コーナーをがんがん攻めに攻めていた! が、攻めすぎて派手にスピンしちゃうことも

 普段から勝負事にはからっきしのスカンピンなのだが、ここでもじゃんけんで女の子に勝てずに時間を大幅にロスするという偉業を達成してしまったのだ。毎度、ピットインするたびに10回近く(長いときは3分近くも)女の子といちゃいちゃ……ならぬじゃんけんラリーを続け、次のドライバーが「も~、まだ勝てないの~」と車を降りて様子を見にきてしまうほどだった。番場選手がこれを見かねたのか、それとも順位争いにまるで関係のない順位(ビリ)だから、あるいは後ろでじゃんけん待ちのチームに申し訳ないと判断したのか、電アスレース部だけは途中から「じゃんけん不要」になったのである。これは、普通に見ればラッキーなのだが、日頃女性と接する機会がとんとないASCII.jp編集部員としては、唯一女の子と交流できるビッグチャンスだっただけに、「もう女の子とじゃんけんできないなんて……」と、ガックリ肩を落としたのだった。

ニコバンカップで正しい名前を表記してもらったことがない電アスレース部。今回も「電アツレース部」になっていて胸アツだ

チーム内ではタイムは一番速いのに、じゃんけんがとにかく弱すぎる筆者。でも、こんなに長い間、女の子と「キャッキャウフフ」できたからいいんだ……

後半はすっかり路面がドライになって、午前中のツルツル滑りまくる緊張感はなくなった。しかし、他のチームのペースがさらに上がったのも事実で……

 カート初体験だったミワとウダガワも、午後はすっかりカートに慣れたようで徐々にタイムアップして1分4秒台を安定してマークし、無免許のニッシーと同じくらいのタイムを出していた。雨クマ男のサクマも1分3秒台までタイムアップして、1分切りまであとちょっとと迫った(上位陣のラップタイムは56~57秒台だった)。確実にわれわれは成長していると言えよう。連続3時間という、運動不足の編集者にはキツイ時間をチームワークで戦い抜き、(オレンジボールペナルティを除けば)全員トラブルを起こすことなくチェッカーを受けたのだった。

初カートでチェッカーフラッグを受けたミワ。過去最高位だ!(ビリだけどな)

 で、その成長したわれわれの成績は15位! なんと過去最高位を獲得じゃなイカ(15台中15位という事実には目を背けて)! 素晴らしい。実に素晴らしい。この調子で次回(9月のニコバンカップ予定)は表彰台にあがりたいので、次はエントリーを3台くらいにしませんか?

 最後に、電アスレース部のぶちょー・サクマのコメントで、今回のニコバンカップを締めたい。

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