コーデックいらずのマルチメディアプレイヤー
「VLC media player portable」でどこでも動画再生!
コーデックを別途用意しなくても動画や音楽ファイルを再生できるソフト。導入はインストール先としてUSBメモリーを指定するだけでOK。ソフトはUSBメモリー内のアイコンをダブルクリックして起動する。対応する動画ファイルはDivX、H.264、MPEG2など。音声ファイルはMP3、AAC、WMAなどをサポートする。動画に関してはGPUアクセラレーションも可能で、H.264のような重い動画の再生も快適だ。
数多くの画像フォーマットに対応した
画像ビューワ「Portable IrfanView」
定番の画像ビューワ「IrfanView」のポータブル版。通常にPC版と機能的な違いはなく、サムネイルの作成やプリント、画像補正を行なえる。色味やシャープネスを自動補正できるので、旅行先で撮影した携帯写真を加工して送信したいときなどに便利だ。画像のリサイズもできるので、高解像度の一眼レフ写真を旅先から友人のケータイに送りたいときにも活躍してくれるだろう。
出張や外回りの多いビジネスマンは必須!
スケジュール管理ツール「Sunbird portable」
ブラウザのFirefoxや、メーラーのThunderbirdでおなじみのMozillaが提供するスケジューラー。時刻はインターネット上のサーバーから取得する仕組みなので、どのPCで起動しても当日の予定を正しく表示してくれる。Googleカレンダーとも同期できるし、予定時間をドラッグ&ドロップで変更できるのも使い勝手がよい。アラーム通知機能ももちろん搭載。音源はインストール時、USBメモリーに保存される。
文字でも音声でもチャットができる
「Skype」を外出先でも堪能しょう
Skypeはインターネットからダウンロードすれば、どのPCにもインストールできる。また、コンタクトリストはサーバー上で管理されているため、ログインすれば自動で同期してくれる。しかし、Skypeのダウンロードとインストールには、意外と時間がかかるもの。他のPCを頻繁に使う場合は、USBメモリーに入れて持ち運ぶほうが便利だ。
複数のメッセンジャーサービスを利用しているなら!
マルチアカウントに対応した「Miranda IM Portable」
現在、インスタントメッセージを提供しているサービスはYahoo!やWindows Live、AIMなど数多くある。これらのアカウントを一元管理してメッセージ交換を楽しめるのがMiranda IMである。複数プロトコルに対応しているので、複数サービスの同時通信が可能で、ファイル送信や会話への招待もサポートしている。インストール時は必要最小限の機能となっているが、プラグインを追加することでSkypeのプロトコルに対応したり、インターフェースやスキンをカスタマイズできる。
USBメモリーでHDDデータの復元・修復ができる
「Recuva Poratble」
USBメモリーで持ち運べるデータ復元ソフト。インストールは不要で、WebページからZIPファイルをダウンロードしたら、USBメモリー内に展開するだけで使えるようになる。プログラム本体をダブルクリックして起動したらウィザード画面に従い、画像やメールなど救出したいファイルの種類を選択。次にスキャンするドライブやフォルダーを指定すればいい。
■Amazon.co.jpで購入
この連載の記事
-
第3回
PC
USBメモリーをセキュリティーやバックアップに大活用する -
第1回
PC
USB3.0メモリーはどれだけ速いのか!? -
PC
いまさらUSBメモリー活用術! 3.0か2.0か? - この連載の一覧へ