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ニートたちが主人公

アニメ「神様のメモ帳」のキャストインタビュー!

2011年06月15日 21時00分更新

文● 伊藤 真広

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 ごくごく平凡かつ少々気弱な男子高校生・藤島鳴海が、クラスメイトの篠崎彩夏に紹介された、ひきこもりのパソコンオタク少女アリスや、その仲間のニートたちとともに様々な難事件を解決する、ミステリーライトノベル「神様のメモ帳」。
 7月からのTOKYO MXほかでのテレビアニメの放送開始が迫るなか、主人公の藤島鳴海役の松岡禎丞(まつおか よしつぐ)さん、アリス役の小倉 唯さんを始めとした主要キャストの方々に、作品の魅力や見どころを聞くことができたので、その模様をお伝えしていこう。

「神様のメモ帳」

――演じているキャラクターについて教えてください。

藤島鳴海役 松岡禎丞さん(以下、松岡):鳴海は家庭環境のせいで、少しだけ心に傷を負ってしまった少年です。そんな心の傷を追っている鳴海は、癒してくれる彩夏やはなまるのニート探偵たちと出会ったことで、人間的にも前向きになったり、物語を通して成長していきます。
アリス役 小倉 唯さん(以下、小倉):ひきこもりのニート探偵アリスを演じています。アリスは事件を解決するのにネットを徘徊して情報を集めたりしています。年齢は幼いんですが、事件を解決するための推理をする際は、大人顔負けの知識を披露しています。ネットを徘徊しているので難しい言葉なんかも知っているんですが、やっぱりぬいぐるみが大好きな子供らしい面もあります。
篠崎彩夏役 茅野愛衣さん(以下、茅野):篠崎彩夏ちゃんは、鳴海君と同じ学校に通っているクラスメイトです。明るい前向きな、鳴海くんとは正反対の性格の女の子なんですが、人付き合いがちょっと苦手な一面も持っている子です。園芸部に鳴海君を強引に誘ったことで、鳴海君を“ラーメンはなまる”に連れていくことになり、アリスちゃんと引き合わせるきっかけを作った子でもあります。
ヒロ役 櫻井孝宏さん(以下、櫻井):ヒロは、ヒモです。好物は女の子で、すごくフラフラしているだらしなく見える人なんですが、時々、物事の核心を突くような言葉を言う、ミステリアスで魅力たっぷりの男性キャラクターです。
少佐役 宮田幸季さん(以下、宮田):小学生のような容姿の大学生の少佐を演じています。少佐は、ミリオタで盗聴や盗撮に長けているんですが、テレビアニメでは少佐の裏の顔とかを描いたらアウトになってしまう、ある意味ミステリアスなニート探偵の一員です。
四代目役 小野大輔さん(以下、小野):四代目の小野大輔です。僕は初代なんですけどね。

――キャスト、取材陣反応なし――

小野:四代目なんですけど、ニート探偵たちが活躍する街の裏社会を管理している平坂組の長です。ですが、テツ、少佐、ヒロたちと同じくらいの年代で、少なからず彼らとも交流があって、すごくクールで威圧的ではあるんですが、人間的な温かみは持っているようです。テレビアニメでもそういった面は出てくるかわかりませんが、魅力的なキャラクターなのかなと思って演じています。
ミン役 生天目仁美さん(以下、生天目):ラーメンよりもアイスが美味しいらしい“ラーメンはままる”の店主です。がさつですけど、一番この中ではまともだと私は思っています。
テツ役 松風雅也さん(以下、松風):テツなんですけど、実働部隊です。もともとボクシングをやっていたらしく、戦うとすごく強くて、性格もサッパリしています。私はヒロ役かと思ったのですが、僕のさっぱりとしたまっすぐな性格からプロデューサーさんや監督さんが僕をテツに選んだんだろうなと思います(笑)。

―― 一部キャストが吹出す――

松風:少しギャンブルが好きで、予想通りニートです。ニート探偵の一人です。

(次ページへ続く)

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