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禁書目録IIの魅力を上条さんとインデックスにインタビュー!

2010年09月16日 23時00分更新

文● 伊藤 真広

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 2008年に第1期「とある魔術の禁書目録」、昨年から今年の3月まではスピンオフ「とある科学の超電磁砲」が放送され、10月からは第2期となる「とある魔術の禁書目録II」の放送が始まる。
 開始まで残すところ約1ヵ月となり制作も急ピッチで進むなか、アフレコが行なわれている都内某所のスタジオで、主人公上条当麻役の阿部敦さんとインデックス役の井口裕香さんに第2期の魅力を語っていただいたので、その模様をお伝えしよう。

――「とある魔術の禁書目録II」のアフレコを終えての率直な感想をお願いします。
阿部敦さん(以下、阿部さん):第1期の時のことを鮮明に思い出しました。「とある魔術の禁書目録」の収録は、絵に合わせ過ぎてもダメですし、無視してもいけないんですよ。第1期の時は、監督と現場で打ち合わせをしながら収録を行なっていたんです。それを2期の収録が始まり久々にやりまして、あぁ「とある魔術の禁書目録」なんだなぁと思いました。
井口裕香さん(以下、井口さん):嬉しかったのと難しかったのが同居したアフレコでした。オーディションから3年経過するのですが、インデックスたち登場キャラクターたちは、3年という月日は経っていなくて第1期が終わった直後からそのまま第2期が始まるので、第1期の最終話の時の素直なインデックスを思い出すのに少し時間がかかりました。

――第1期の思い出のシーンがありましたらお願いいたします。
阿部さん:思い出のシーンというか、毎回出てくる敵キャラが、登場するときは悪役然として登場するんですが、その敵キャラがその行為を起こすに至った経緯がわかるとともに、上条さん役をやりつつも敵キャラを憎めなかったなぁというのがすごく印象に残っています。
井口さん:敵も当麻に助けられた女の子たちもみんななにか悩みを抱えたり葛藤をしながらも、信念をもって生きている。儚げな存在であるとともに、切ない気持ちにさせてくれるものを持っていたなと感じます。キャラクターひとりひとりとの出会いが想い出に残っています。第2期でも魅力的なキャラクターがたくさん登場してくるんだろうなと思うと楽しみです!

──「とある魔術の禁書目録II」への意気込みを語ってください。
阿部さん:第1期では学園都市内での物語が中心になっていましたが、第2期では学園都市を出て、違う目線から描かれる物語も多くなり、様々な価値観を持つキャラクターたちが登場してきます。そのなかで上条さんはさまざまな戦いから、何を考えていくのか、第1期とは違った形で描かれると思うので、そこを力いっぱい演じていきたいと思っています。
井口さん:第1期では、敵味方がはっきりしていましたが、第2期ではいろいろな伏線があるので、単に敵味方ではない複雑な話が展開していきます。そこでキャラクターたちが何を思い、考え、行動していくのか。演じるうえでも楽しみな部分です。また、そんなキャラクターたちの役者さんたちがどなたになるのかも含めて楽しみにしています。

──「とある魔術の禁書目録II」に期待するところがあれば語ってください。
阿部さん:いろんなヒロインが登場するこの作品。僕が一番好きなヒロインが登場するので、それがものすごく楽しみです。そのヒロインを演じられる方が、どんな風に演じられるのかや上条さんとの掛け合いなどを今から楽しみにしています。
井口さん:「とある魔術の禁書目録」は会話で物語が進んでいくので、いろいろなキャラクターたちと長台詞で会話をしていくのが楽しみです。あと「とある科学の超電磁砲」のキャラクターたちともお話ができたらいいなと思っています。

──新キャラクターについて感想をお願いします。
阿部さん:この収録の前に、夏のコミケで上映されたPVの収録がありまして、そこに第2期に登場するであろうキャラクターたちがたくさん出てきました。それらの魅力的なキャラクターたちがどのように描かれ上条さんとどうからんでいくのかが楽しみです。
井口さん:文字で読むのと映像で声が出て動くのでは違うからね。
阿部さん:そう。相手のセリフに動かされて、こういうつもりだったのが違う感じに言えたという瞬間もあったりして、そういったところがとても楽しみです。
井口さん:巨乳キャラが多い! 1期は、インデックスを含め幼いキャラクターが多かったイメージですが、第2期ではお姉さまキャラが出てきて、今からソワソワしています。
 あと「とある魔術の禁書目録」のキャラクターたちは個性的なのですが、語尾なども個性豊かなので、面白い言い回しをするキャラクターを気に入ったら、日常生活でも使っていただければと思います。

──最後に、放送を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをお願いします。
阿部さん:「とある魔術の禁書目録」から始まり、「とある科学の超電磁砲」があり、秋から「とある魔術の禁書目録II」が始まります。ノベル、漫画、アニメ、ここまで展開する作品も珍しいと思うので、2期もみなさんの期待に応えられるよう、力いっぱい演じていきますのでよろしくお願いします。
井口さん:本当に2期ができることは、みなさんの応援のおかげだと心から思っています。ありがとうございます。第1期、「とある科学の超電磁砲」に負けないように一生懸命、一話一話に魂を込めていこうと思いますので、みなさん、一話も見逃さずに見てください。

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