6月3日、NECはワークステーション「SEGUENTE(セグエンテ) Express5800/50シリーズ」の新モデル「Express5800/53Xg」の発売を発表した。
CPUはXeon E-1280(3.50GHz)などに対応し、従来比26%の省電力と1.5倍の性能向上を実現する。また、メモリはDDR3-1333(PC3-10600)で、最大メモリは16GB。グラフィックスとして、エヌビディアのQuadro NVS300、Quadro NVS 450、Quadro 2000を搭載できる。これにより、複数ソフトの同時処理や処理負荷の高いビデオ編集などを、消費電力を抑え、高速に実行可能だとしている。
筐体のサイズは、90(W)×373(D)×336(H)mm。高密度実装技術により、従来比34%の省スペース化を図っている。ほかに、従来機種に引き続き、同一モデルの3年間の長期供給を保証する。
価格は、Core i3-2100(3.10GHz)、2GBメモリ、250GB HDD搭載のモデルで21万9000円。Xeon E-1280、4GBメモリ、250GB HDD×2、Quadro 2000搭載の上位モデルが49万2000円となる。