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新モデル「Express5800/55Xa」を投入

GPUカード2枚構成も!NECがXeon E5搭載ワークステーション

2012年04月26日 08時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月25日、NECはワークステーション「SEGUENTE(セグエンテ)Express5800/50シリーズ」の新モデル「Express5800/55Xa」の発売を発表した。

GPU用ボードの2枚構成が可能なワークステーション「Express5800/55Xa」。プレインストールOSはWindows 7 Professional 32/64ビット

 Express5800/55Xaは、シングルCPU構成のミドルレンジでは国内で初めてという、GPU用ボードを2枚搭載可能なワークステーション。CADなどのCGを用いる設計・開発部門に加え、制作、解析、研究機関などさまざまな用途に対応可能としている。

 対応するCPUはXeon E5-2687W(3.10GHz)、1650(3.20GHz)、1620(3.60GHz)で、最大メモリは32GB、3.5インチベイを3スロット内蔵する。そして、PCI-Express 3.0(x16)スロットを2つ搭載しており、ここにGPU用ボード「nVIDIA TESLA C2075」を合計2枚搭載できる。GPU用ボードを2枚搭載することで、CPUのみで演算処理を実施するよりも、消費電力を20分の1、コストを10分の1に低減するという。

 また、グラフィックスアクセラレーターには「AMD FirePro V4900」も対応しており、3画面同時出力が行なえる。これにより、医療領域においてレントゲン写真などの10ビット高精細画像表示を2画面、カルテなどの操作画面を1画面、計3画面を同時に出力するといった使い方が可能になる。

 Express5800/55Xaの価格は、Xeon E5-1620、2GBメモリ搭載で32万1000円。Xeon E5-2687W、4GBメモリ、TESLA C2075搭載だと119万8000円などとなる。

「Express5800/55Xa」の構成例

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