バレンタインデーやホワイトデー、クリスマスをはじめ、恋人や家族の誕生日などプレゼントをあげる機会は少なくない。アクセサリーやバッグなど、特定の品物やジャンルをダイレクトにねだられているならわかりやすいが、黙って期待されるのは悩みどころだ。そこで今回は、デジタルという切り口で喜んでもらえるプレゼントの選び方を紹介する。
Googleカレンダーで
「あ、忘れてた……」の危機を防せげ!
プレゼント云々の前に紹介したいのが「Googleカレンダー」だ。筆者は自分の誕生日でさえあまり重視しないので、人の誕生日を覚えられない。1~2度くらいは尋ねても教えてもらえるが、3回目以降は不機嫌になられてしまう。大事な人の誕生日を忘れたまま当日を迎えれば、当然修羅場だ。
そんな人は、Googleカレンダーに恋人や家族、親友の誕生日や結婚記念日などを登録しておこう。登録の際には当年だけではなく、「繰り返し」で「毎年」を設定して、翌年以降も自動で登録されるようにしておくのがコツ。予定が近くなれば、メールで通知してもらえるようにしておくと万全だ。
しかし、このままでは咄嗟に「私の誕生日覚えてる?」と言われた時に対処が難しい。Googleカレンダーを開いて、キーワード検索するのは手間がかかるのだ。そんな時に備えて、誕生日や記念日をアドレス帳の情報に追加しておくといい。アドレス帳の項目なら数秒で開けるので、メールの着信を装ってスマートフォンをいじればカンニングできる。
ちなみに、Googleカレンダーで「誕生日」をキーワード検索すると、登録されている年月日がすべて一覧表示される。例えば、今年の誕生日が平日で残念がっている恋人に、「来年は土曜日なので○○に行こう」と言えれば、いいフォローになる。運悪く週末の誕生日が5~6年後だった場合でも、それはそれで相手のご機嫌がよくなるのは不思議なところだ。
デジタルギアをプレゼントする
どうせプレゼントするなら、自分も興味のあるデジタルギアがいい。プレゼントしたあとも、自信を持ってフォローできるので安心だ。筆者の周囲の人に聞いたところ、「フォトフレーム」や「iPod」をもらっている人が多かった。どちらも写真や楽曲をインストールしてからプレゼントしてもらったそうで、プレゼントを贈る側も、なかなかがんばっているようだ。
フォトフレームなら連載46回でも取り上げたソニーの「DPF-XR100」がお薦めだ。ちょっと値が張るものの、プレゼントで画質の劣る格安品を贈るのはよろしくない。また、写真を入れてプレゼントする際は、本人が活用できるように内蔵メモリーには保存せず、SDメモリーカードに写真を入れて、カードを付けて贈るべきだ。
保存する写真についても注意が必要だ。基本は贈る相手が写っている写真や、仲間うちの集合写真にしよう。自分で撮った写真を入れたいなら、猫や犬などのペットなら喜ばれやすい。一方で、鉄道や風景はリアクションが薄いかもしれない。また、贈る相手と自分との2ショットならいいが、自分の写真だけを大量に贈るのは痛いので避けること。
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