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「MSIお客様大感謝祭2011」

MSIがイベントでFusionマザーを公開! Sandyマザーも解説

2011年01月15日 23時28分更新

文● 池座 優里

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 本日15日(土)、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にて、エムエスアイコンピュータージャパン主催のイベント「MSIお客様大感謝祭2011」が開催された。
 AMD Fusion APUを搭載したマザーボードの動作デモをはじめ、Intel製新CPU対応のマザーボードやビデオカードの展示、紹介が行なわれた。恒例のじゃんけん大会等が開催されることもあり、寒空の中多くのユーザーが会場を訪れていた。

会場

会場は今回もCAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原。寒空の中、多くのユーザーが訪れていた

新マスコット

イベントではMSIの新マスコットキャラクターもお披露目に。名前については今後ユーザーから応募するとのことだ

AMD/Fusion APU搭載のマシンを展示

会場に用意されていた「E350IA-E45」搭載のデモ機。構成はメモリがDDR3 4GB×2、ストレージとしてCrucial Real SSD C300が搭載されていた。マザーボード外観はご覧の通り。Mini-ITXフォームファクタとなる

CPU周りを確認。簡易な冷却機構から、E350の発熱量の少なさがわかるが、今回の製品はエンジニアサンプルなので、ファンは変更されるとのこと。USB3.0はお馴染みルネサステクノロジ製コントローラチップとなる

バックパネル

バックパネル部。I/Oポートは充実しており、PS2×1、USB3.0×2、GigabitLAN、USB2.0×6、D-SUB、HDMIと音声入出力が用意されている

 Sandy Bridge対応マザーのキックオフイベントとなった「MSIお客様大感謝祭2011」だが、会場内で注目を集めていたのはAMD/Fusion APU搭載の自作PCだ。「E350IA-E45」という型番が与えられた同マザーは、AntecのMini-ITXケース「ISK310-150」に組み込んだ状態で展示され、実際にそのパフォーマンスを確認することもできた。
 マザー本体は、AMDでは初となるCPUとGPUを統合したFusion APU「Zacate E350(1.6GHz)」を搭載したMini-ITXフォームファクタの製品。メモリスロットはDDR3 DIMM×2、拡張スロットはPCI Expressx16×1で、SATA3.0やUSB3.0といった最新のインターフェイスも用意されている。
 メーカー担当者による発売は3月上旬予定で、予価は1万5000円以下とのことだ。

エクスペリエンス

Windows エクスペリエンスインデックスのスコア。最も低いプロセッサでも3.8ということで、Windows 7を使う上ではまったく問題のない性能だ

3DMark06

こちらは3DMark06のスコア。E350に統合されているRadeon HD 6310は、1世代前のローエンドRadeon HD 4350並みの性能といったところだろうか

FF14

用途が異なるのは承知で「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」の結果も紹介。516というスコアは、さすがにFF14をプレイするには厳しい性能と言わざるを得ない

「P67」搭載の上位モデルや、
「Big Bang-Marshal」についても

「P67A-GD65」

P67を搭載した最上位モデル「P67A-GD65」。豊富なオーバークロック機能に加え、BIOSも二重化されておりオーバークロックを意識した作りになっている。もちろんCrossFire XやSLIといったマルチGPU構成も可能だ。実売価格は1万9000円前後

「P67A-GD55」

こちらはP67を搭載したミドルレンジモデル「P67A-GD55」。BIOSの2重化など「P67A-GD65」から一部の機能は削除されているものの、CrossFire XやSLIといったマルチGPU構成は可能となっている。実売価格は1万6000円前後

 インテルの新Core i7/i5シリーズ対応マザーボードとして、同社からはP67チップセットを採用した「P67A-GD65」、「P67A-GD55」、「P67A-C43」と、H67を採用した「H67MA-E45」が発売されているが、会場にはこれら4モデルが展示されていた。
 今回出展は見送られたものの、CESで発表された「Big Bang-Marshal」についても言及。価格未定ながら3月上旬の発売を予定しているとのこと。その他、P67搭載の上位モデル「P67A-GD80」は2万5000円前後で2月下旬の投入が予告されている。

「P67A-C43」

P67を搭載したローエンドモデルとなる「P67A-C43」。こちらはPCI Express x16が1本のためマルチGPUには対応しない。実売価格は1万4000円前後

「H67MA-E45」

発売となったばかりのH67を搭載したMicroATXサイズの「H67MA-E45」。Sandy BridgeのオンボードGPUが利用可能だ。実売価格は1万2000円前後

オリジナル基板とクーラーを採用した
VGAカードが一堂に展示

VGAカード

イベントではお馴染みの光景となった、ずらりと並ぶVGAカード

 会場内には、MSIお得意のオリジナル基板とクーラーを採用したVGAカードがずらりと並ぶ。オーバークロッカー注目のLightningシリーズについてはGeForce GTX 580、Radeon HD 6970ともに、3月中旬に販売予定とのこと。価格は両モデルとも未定だ。

こちらはオリジナル基板のため表側だけ撮影が許可された現在開発中のビデオカード。Twin Frozr IIIを採用したHAWKシリーズの新製品で、Radeonチップを搭載しているとのこと

「改造バカ一台」も
ミリタリールックで参加したトークセッション

三好正行氏

エムエスアイコンピュータージャパン営業課 三好正行氏によるトークセッション

高橋敏也氏

「改造バカ一台」で有名なライターの高橋敏也氏も「ミリタリールック」で登場し会場を盛り上げた

同社の新基準「ミリタリークラスII」の解説。チョークコイルが「Icy Choke」から「Super Ferrite Choke」へと変更されさらに低発熱、高効率化された


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