3万2000本の映像作品を提供
アクトビラ ビデオ・フルを利用するには、リモコンの「アクトビラ」ボタンを押す。すると、アクトビラ ビデオ・フルのトップページが表示されるので、あとは十字キーを使ってカーソルを動かし、中央の「決定」ボタンでメニューやコンテンツを選んでいくという流れだ。
メニューは大きくPPVなどで動画を視聴する「ビデオを見る」と、ニュースや天気、株価といった情報コンテンツが見られる「サービス」の2つに分けられている。また、「NHKオンデマンド」やDMM.comが提供する「DMM.TV」といった映像コンテンツ配信サービスも、アクトビラ内で利用できる。
さて、今回アクトビラにもっとも期待していたのは配信されている動画の本数、もっと言えば網羅性である。「iTunes Store」の映画コンテンツはまだまだ数が十分とは言えない。しかしアクトビラの映画配信サービスが充実していれば、そちらをメインに使えるのではないかと考えたわけだ。
では、アクトビラで何本の映画が配信されているのかというと、3万2000本となっている。iTunes Storeの映画コンテンツが、スタート時点で1000本だったことを考えると格段に多い。ただ、映画という括りで見ると、実はそれほどでもない。
アクトビラのトップページから「ビデオメニュー」を選択すると、作品のカテゴリ一覧が表示される。ここで「洋画すべて」を選んだところ、作品数として表示されたのは全623件。
では、邦画はどうかと「邦画すべて」を選択すると、こちらは全446件だった。そのほか、アジア映画やそのほか映画、国内アニメ(映画)というカテゴリもあり、それぞれ55件、78件、49件となっていた。つまり映画だけだと、1200本強のラインナップしかないわけだ。
ちなみに、アクトビラのリスト表示は、同じタイトルでバリエーションが異なる映像コンテンツをグループとしてまとめており、上記の件数表示はグループとしてまとめられた作品もそれぞれ1本としてカウントされている。
このため、実際には上記の件数よりも作品の本数は多い。ただ映画の場合、そもそもグループとしてまとめられているものが少なく、グループでも同じ映画が字幕と吹き替えでグループになっているといったケースがあり、実際のタイトル数は上記から大きくブレることはないと思われる。
この連載の記事
-
第95回
AV
映像を見ながらコミュニケーションを楽しむ「RZタグラー」 -
第94回
AV
録画番組の視聴スタイルを変えるAndroid端末「SV-MV100」 -
第93回
AV
HD動画もスムーズ!? 「iPad 2」のAV機能をチェック -
第92回
AV
ガツンとくる重低音ヘッドフォン 気になる3機種をチェック! -
第91回
AV
電車の中でも気軽に作曲! iPhone用シーケンサを試す -
第90回
AV
カメラ機能を愉快に使う! 特選Android用カメラアプリ -
第89回
AV
iPad版「Garage Band」で気軽に音楽制作! -
第88回
AV
iOS 4.3に組み込まれたホームシェアリングを試す! -
第87回
AV
編集機能が大幅強化! 生まれ変わった「TMPGEnc」 -
第86回
AV
Androidスマホは万能動画プレーヤーになれるのか!? -
第85回
AV
iPhoneより便利? Androidの音楽再生環境をチェック! - この連載の一覧へ