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【Loadtest】GALAXY S ロードテスト 第1回

銀河の彼方まで堪能する! 「GALAXY S」ロードテスト

2010年12月20日 12時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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そろそろスマホにしたい
でも今更iPhoneはイヤ! だったら……

 ウィルコムを使い続けて早5年。アドエスこと「Advanced/W-ZERO3 [es]」を使い続けて3年が経った。しかし、痛車やコスプレばかり追い続けている筆者も、一応はIT系サイトの編集者。3年も同じ機種を使い続けているのもどうかと思い、たびたびiPhoneやXperiaにしようかと心揺らいだ。だが、それでも機種変するまでにはいかなかった。

もう3年以上使って満身創痍のアドエス。スマートフォンの先駆けと言ってもいいだろう。OSはかなり重いし、カメラのレンズにキズが入っていてピントが合わないし、TVRタスカンのストラップは最初に付いていたミニカーがどっかにいってしまい、ただのストラップになってしまった。それでも、QWERTY キーボードが便利なのと料金が安いので、他の機種には浮気できなかった……

 そんなとき、NTTドコモから満を持してiPhoneに対抗できるAndroid端末が出るとの知らせを聞く。もう一生ウィルコムにしようかと思っていたが、名前を聞いてすぐに食いついた。

 その名も「GALAXY S」。

 なんと魅力的な名前!! 筆者はプロジェクトAとかスパルタンXとかサイクロンZとか、なんとなく凄そうな中二病的ネーミングが大好物なのである。なんかこう、壮大な単語にカッコイイ英文字。この組み合わせにめっぽう弱い。ギャラクシーときて、Sですよ。銀河ですよ銀河。続けて、S。もうスケールが違う。これに機種変せずしてどこでするのだ。予約開始日にすぐさま店頭へ走って行ったのだった。

 スペックが良いという話は社内で聞いていたので、その点は心配していなかったが、人生初となるスマートフォン(と思ったけど、アドエスもスマートフォンだった……)。現段階でiPhoneに対抗しうる性能を誇るAndroid端末とのことで、自分に使いこなせるのだろうかという不安はあった。発売日に無事ゲットでき、編集部でいうところの「勝ち組」にはなれたのだが……。

パッケージはかなりコンパクト。ここには写っていないが、1GBのmicroSDと、FOMAの充電器をMicroUSBに変換するコネクターも付属していた。説明書もあるが、直感的に利用できるのがタッチパネルの良いところなので、あまり読む機会はない

これがGALAXY Sの外観だ!

 箱からGALAXY Sを取り出すと、まずその軽さに驚かされた。筆者のアドエスはもちろん、iPhone4より断然軽い。しかも、本体はiPhone4より大きいのだから驚きだ。118gは伊達じゃない。

iPhoneよりボディーは大きいが、重量は118gとiPhoneより軽い(iPhone4で137g)。この軽さは大きな武器だ

下の部分がお尻のように膨らんでいるが、9.9mmというかなりの薄さ。サイドのスイッチは音量ボタンと電源ボタンのみのシンプルさ

上部(左)にてヘッドフォンとUSBのジャックが。USBのほうは手動でフタをすることができるので、ホコリの心配はない。ヘッドフォンジャックはフタできないので、ホコリや水分が入らないかと気が気ではない

カメラは500万画素(CMOS)。現在のケータイのレベルからすると、突出して高性能というワケでもないが、顔検出機能があるし、最大2560×1920の解像度で撮影できるので、日常生活で使うにはまったく問題ないレベル

ストラップを通す穴もついている。落下防止のために、いつかはカッコいいストラップが欲しい

MicroUSBで充電やPCへの接続ができる。PCへの接続については次回以降に

下段には3つのボタンがあるが、物理的なボタンは真ん中の「ホーム」のみ。ちなみに、右の「戻る」ボタンと同時にホームボタンを押すとスクリーンショットが撮れる

バッテリーが交換できるのもGALAXY Sの強み。アフターパーツの大容量バッテリーに変更することも可能

筆者は絵心がないのでデザインとかそういうのはよくわからないが、GALAXY Sのデザインは悪くはないと思う。GALAXYなんだから間違いない!

(次ページへ続く)

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