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これはタダのハイスペックなAndroid端末にあらず

まもなく発売のau「IS03」から日本の本気が見えた!

2010年11月10日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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バッテリはやや不安
初のスマートフォンという人は注意したい

 1台持ち端末として十分な機能を持つIS03だが(FeliCaについては当初対応サービスが少ない点に注意!)、バッテリ容量は1020mAh。省電力を考慮して開発されているとのことだが、1400mAh程度が主流のスマートフォンにあっても正直見劣りがする。

 そもそもスマートフォンは使いこすようになるほど、バッテリの消耗は激しくなりがちだ。1台持ちでバッテリが完全に切れれば、音声通話すら不可能になってしまう。もちろん普段は1日1度の充電でほぼ問題なく乗り切れるだろうが、旅行や出張などの機会もあるだろう。旅行では写真撮影や情報収集とスマートフォンが特に活躍するからなおさらである。

容量どおりに非常に小さなバッテリパック。電池の保ちは正直気になる

 というわけで、いざというときのことを考えると、スマートフォンと既存ケータイの2台持ちがオススメという、以前からの筆者の意見はIS03についても当てはまる(料金面でも1台持ちと2台持ちで差は案外ない)。

 IS03はこれまでよりずっと幅広いユーザーに受け入れられるであろう端末だけに、実際に購入を検討している人には、自分の環境に合わせた買い方/使い方をしっかりイメージした上で、スマートフォンライフを堪能してほしい。


FeliCa周りはまだテストできなかったが、主要サービスの対応は来年以降なので要注意。LISMOもあれば手軽に音楽が購入でき便利だ

文字入力もiWnnをベースに独自の拡張が施されている。フリック入力に対応しているほか、QWERTYでのローマ字入力では不要なキーはブラックアウトするなどの工夫もある

横画面でのQWERTYキーの使い勝手は◎

標準のゴシック体のモリサワ以外に、明朝体のLCフォントへも変更できる。またサポート外になるが、ユーザーが用意したフォントに切り替えることも可能

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