国内初登場となるGiada製のMini-ITXフォームファクタの「Atom D525」搭載マザーボード「MI-ION2」が発売となった。
製品は、CPUに新型の「Atom D525」(1.8GHz/L2キャッシュ容量1MB/TDP13W)を搭載。チップセットには、お馴染み「Intel NM 10 Express」を採用しながらも、VGA機能に「次世代ION」(ION 2010)を搭載する最新仕様のMini-ITX対応マザーとなる。また、下の写真のように基板全体が非常に薄い(実測約23mm)となる点もポイント。先日紹介した改造機「そばPC」にも採用されるなど、その薄さを活かしたPCに利用できそうだ。
主なスペックは、メモリスロットがDDR2 SO-DIMM×2(DDR2-667/4GBまで)、Mini PCI-Express×2(基板裏面)。オンボードインターフェイスにサウンドやVGA(ION)、ギガビットイーサネット、Serial ATA II×2など。I/O部にはHDMIとDVI-Iを備えている。
電源は付属の60W ACアダプタとなり、ボード上のATX12V 8pinを使用しての起動にも対応しているという。付属品として専用Serial ATA電源変換ケーブル×1、専用スリムラインSerial ATAケーブル、 Serial ATAケーブル×2、バックパネル、 COMポートコネクター等が同梱されている。販売しているのはアークとTWOTOP秋葉原本店で、価格は1万7980円だ。