このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

Mac mini de 家鯖 ― 第1回

Mac mini通常版とServer版の違いとは何か?

2010年08月03日 18時00分更新

文● 海上忍

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Snow Leopard Server搭載Mac mini
「Snow Leopard Server搭載Mac mini」

 Mac miniといえば、アルミ製薄型ボディーにMacらしさをギュッと詰め込んだマシン。コンパクトなデスクトップ機を好む層だけでなく、Macの中でもっとも低価格なために入門機として選ぶ人も多いようです(Apple Storeで見る)。

 本連載「Mac mini de 家鯖」では、「Mac OS X Server v10.6 Snow Leopard」(Snow Leopard Server)をバンドルしたIntel Core 2 Duo(2.66GHz)搭載モデルを対象に、ホームサーバーの役割を担う「もう1台のMac」としての活用方法を紹介していきます(連載目次はこちら)。


「Mac mini Server」はココが違う

 6月に発表された新Mac miniは、アルミニウム一体形成の「ユニボディ」を採用、筐体デザインが一新された。サイズは一回り大きくなったものの、電源を内蔵したことにより、マシンをすっきり設置できるようになった。工具を使わずに底面パネルを開けることも可能になり、メンテナンス性は大きく向上している。25%の低消費電力化、SDXC対応のSDカードスロット搭載も、大きな変更点といえる。

 そして「Mac OS X Server v10.6 Snow Leopard」(以下、Snow Leopard Server)を採用したMac mini(以下、Mac mini Server)は、Mac OS X 10.6 Snow Leopard搭載(以下、標準版)のMac miniとハードウェアスペックはほぼ同じだが、細部をチェックすると、まったく異なるマシンだという印象が強くなる。

Mac mini 2.4GHz Snow Leopard Server搭載Mac mini 2.66GHz
価格 6万8800円 9万8800円
CPU Intel Core 2 Duo(2.4GHz) Intel Core 2 Duo(2.66GHz)
メモリー
(最大)
2GB PC3-8500 1066MHz DDR3 SDRAM
(8GB)
4GB PC3-8500 1066MHz DDR3 SDRAM
(8GB)
ストレージ 320GB HDD5400回転/分、SATA) 1TB HDD(500GB×2、7200回転/分、SATA)
光学式ドライブ SuperDrive(DVD±R DL、DVD±R/RW、CD-R/RW) なし
GPU NVIDIA GeForce 320M
ビデオメモリー 256MB(メインメモリーと共有)
インターフェース USB 2.0×4、FireWire 800(IEEE1394b)、HDMI出力、Mini DisplayPort出力、SDカード(SDXC対応)
ネットワーク機能 AirPort Extreme Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n対応)、Ethernet(1000BASE-T対応)、Bluetooth 2.1+EDR内蔵
オーディオ機能 ヘッドホン/光デジタル出力、アナログ/光デジタル入力
OS Mac OS X 10.6 Snow Leopard Mac OS X Server v10.6 Snow Leopard(Unlimited Client License。現在Limited Client Licenseは存在しない)
本体サイズ 幅19.7×奥行き19.7×高さ3.6cm
重量 1.37kg 1.29kg

 まず、OSが異なる。バンドルされたSnow Leopard Serverは、標準版の全機能を備えつつ、サーバーとしての活用に備えた多数の管理ツールが追加されている。初めて電源を投入したときのセットアップ作業には、ネットワークに関する高度な設定やサーバー機能の取捨選択を行なうステップがあり、ここで面食らう人も多いはず。セットアップ完了後にデスクトップを見たとき、Dockに登録された見慣れないアイコンの数々にも驚くはずだ。

Mac mini Serverに同梱のドキュメント類。DVD-ROMも2枚あるが、ネットワーク共有などの方法を使わなければ読み込めないセットアップ中の画面には、サービスの設定など標準版にはない項目がいくつかある

 ハードウェアも異なる。SuperDrive(DVDスーパーマルチドライブ)の代わりに500GB/7200rpmのHDDを2基搭載、1台のMac miniでRAIDを組める構成となっている。光学ドライブを廃しただけでなく、差し込み口そのものがなくなっているため、ボディーデザインまで一部変更されていることもポイントだ。

Snow Leopard Server搭載のMac mini。SuperDrive(DVDスーパーマルチドライブ)の廃止に伴い、ディスクの差込口が省略されている
取り外しが用意な底面パネルを採用、メモリーモジュールの交換も手軽になった

前へ 1 2 次へ

この特集の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中