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新Mac miniの実機は「裏側」がスゴい!

2010年06月16日 15時30分更新

文● 広田稔

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 15日、アップルから新しい「Mac mini」が電撃発表された。発売以来、初めてフルモデルチェンジとなったため、物欲をかなり刺激されている人も多いはず。実機を触ったので、そのインプレッションをお伝えしていこう!

Mac mini


アップルの執念を感じる外観デザイン!

 新Mac miniの一番の特徴は、外観デザインにある。

 まずはノート型Macでお馴染みの「ユニボディ」を、デスクトップ型Macとして初めて採用したことに注目したい。初見では、旧デザインのMac miniのように、上部と底部で別々のユニットを用意して組み合わせているように思えるが、実は本体の上部から前面と左右側面、底面に至るまでアルミ部分に一切の継ぎ目がない。ネジが一切露出していないのもスゴいところだ。

「パソコンって底面に継ぎ目があるよね」という常識を覆すデザイン。アルミなので放熱性能も高い

 底部には丸いフタがあるが、これがドライバーを使わずに、手で空けられるというのも見逃せない。旧Mac miniユーザーなら、メモリーやHDDを交換するためにヘラを用意し、悪戦苦闘しながらやっと空けたという人も少なくないはず。それが新筐体では、5秒でアクセスできるようになった。

底面の丸いフタを外したところ。右下にメモリーが、上に無線LANユニットのカバー(丸い黒)が見える。残念ながらここからはHDDにアクセスできない……


底面パネルを外す

 端子類が並ぶ背面にもこだわっている。新Mac miniの電源ボタンは背面から見てちょうど左の角に配置されているが、このボタンまでベースの黒いユニットに合わせて曲線が付けられているのがニクい。何より黒いユニットとユニボディーが隙間なくピタっとハマっているのが、見ていて気持ちいいところだ。

アルミと黒のユニットがピタッとくっついて継ぎ目がない。しかも電源ボタンまでカーブに沿っている

 ACアダプターを内蔵したという点も喜ばしいところだ。旧Mac miniのACアダプターはかなり大型で、置く場所に困ることもあった。それがなくなったことで、よりすっきりと設置できる。

ACアダプターがなくなったので、外箱も小さくなって、付属品も減った。かなりエコなのではないだろうか

 Mac miniを店頭で見かけたら、ぜひ手に取ってそのデザインを味わってほしい。


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