複数の紙をバラけないように綴じる文具モノには何種類かの商品がある。”クリップ”や”ガチャ玉”のように簡単に外れることがないように、針(ハリ)や弾(タマ)と呼ばれる専用金属マテリアルを使用する綴じ具を、日本では通称「ホチキス」と呼んでいる。
世界共通語としては「ステープラー」というのが標準的だ。コクヨの新製品「ハリナックス」を、偶然上野の文具屋さんの店頭で見つけて衝動買いした。”針”を使わずに複数枚の紙を綴じる”ホチキスの仲間”は、今のところ、各社各様の自由気ままなネーミングの世界だ。
他の産業界と足並みを揃えて、エコロジー対応を目指す文具業界でも、近い将来、この手の”ECO文具”が大勢を占めるだろうと思われる。今のうちにこの共通呼称を決めておくべきだが、今現在は、「針なしホチキス」が唯一の共通呼称になっている。
針なしホチキスの綴じる仕組みは、”穴あけパンチ”に類似したカッターで、綴じようとする重ねた紙を舌状にカットし、それを同時にカットした線上の細い溝に差し込み固定するという具合だ。重ねた何枚もの紙を貫通する針で紙を綴じる方式ではないために、一般的に一度に綴じることのできる紙の枚数には制限が付く。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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