高感度特性がさらにアップ!
撮像素子はお馴染み裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」だが、WX1の1/2.4型有効1020万画素から新開発の1/2.3型有効1220万画素へと変更になっている。画像処理エンジンは従来通り「BIONZ」のまま。ISO感度はWX1のISO 160-3200からISO 125-3200へ、低感度側は広くなった。
WX5の感度別撮影サンプル
コンデジとしてはかなり高感度特性が良い。ISO 800まではほとんど気にならないレベルだ。ISO 1600からは一気にノイズが増えてしまうが大きく画像が崩れることがない。参考までにWX1でも同じように撮影してみた(下)。
WX1の感度別撮影サンプル
比較してみるとWX1も高感度特性は高いほうだが、WX5のほうが約1段分、アドバンテージがある。ノイズの出方はほぼ同じ傾向にあるようだ。
搭載されるレンズは35mm換算で約24-120mm/F2.4-5.9の光学5倍ズーム。手ブレ補正機能はレンズ側に内蔵されている。最短撮影距離は広角側でレンズ先端から約5cm、望遠時では90cmになる。スペックやレンズ構成的にはWX1からの変化はなさそうなのだが、望遠側の最短撮影距離がWX1の50cmから90cmへと長くなった。マクロ好きな人には残念なところ。
WX5のレンズチェック
WX1のレンズチェック
WX5とWX1はレンズ構成は同じだが、WX5のほうがシャープネスが高くなっている。絞りをコントロールする機能がないので絞りの変化は見れないのが残念だ。