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「頭文字D」歌手がなぜボーカロイドに? 「Lily」発売元に聞く

2010年08月07日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

女子DTM部「たくろく!」の時代は来るか

―― 最後に、ボーカロイド全体についてお伺いします。ボーカロイドソフトの売り上げは、インターネット社さんの中でどれくらいの割合なんでしょう。

村上 発売しているDTMソフト全体からすれば、1~2割くらいですね。

―― これからも「声ネタを増やす」という形になりますか?

村上 その方向でいきたいと考えています。

―― 権利関係をまとめて、クリプトン社さんはライセンスビジネスを始めていますが。

村上 ウチの場合はソフトウェア開発でやってきていて、そこにリーチできるリソースもないので難しいです。クリプトンさんにも、今回のLilyについてピアプロへの契約を済ませたばかりですし。

―― 住み分けが出来ているわけですね。勝手な想像なんですが、メーカー同士だとシェアをめぐってギスギスしていそうだなと思ったんです。

村上 あ、そういうのはまったくないですね。

―― ファンイベント「THE VOC@LOiD M@STER」なんかにも出展されてましたよね。最近の手ごたえはいかがでしょう? 来場者には若い女の子も増えてるみたいですけど。

Singer Song Writer 9 Standard

村上 手ごたえはいいです。出展したブースでは「SINGER SONG WRITER」なんかを、こうやって使うんですよ、というのを教えたりしてるんですよね。そうすると女の子がけっこう見に来てくれるんです。そこからDTMそのものに興味を持ってくれて。

―― おー。それこそDTM版の「けいおん!」みたいになものが出てくるかもしれないですね。言ってみれば「たくろく!」。

村上 そうですね! 入口としてはコスプレなど、キャラクターに興味があるというところがあると思うんですけど、そこからDTMそのものに興味を示してくれるというのはとてもうれしいです。今回のLilyも、その1つのきっかけにしてくれたらありがたいですね。


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